活発な支部活動

活発な支部活動

香川支部
特別ゲストに安藤忠雄氏招く
地域貢献活動の充実など決定

 香川支部(川北文雄支部長)の25年度総会が7月27日、高松市のアルファあなぶきホールであり、総勢143人(うち女性校友14人、平成卒校友は56人)が「確かめよう青春・深めよう友情・高めよう母校愛」を合言葉に集い、旧交を温めた。
 今年は瀬戸内海の島々を舞台に瀬戸内国際芸術祭が開催中とあって、直島町で地中美術館などを手掛けた建築家・安藤忠雄さんを特別ゲストに招いたほか、寺内俊太郎校友会長、池内啓三理事長、高松市出身の上原洋允相談役、吉田栄司副学長、四国・岡山の各支部代表らを来賓に迎えた。現役の関西大学応援団(村上雄紀団長・高松市出身)9人(うちチアガール4人)も大阪から駆け付けてくれた。s-済・関大9月号・香川支部総会写真1.jpg 「香川を元気に」と題して記念講演した安藤さんは、設計の仕事をするようになって最初に見たのが、丹下健三さんの代表作として知られる香川県庁舎だったことや直島を現代アートで活性化することになったエピソードに触れ、「地方が疲弊していると言われているが、住んでいる人間が元気でないと、地方都市は復活しない」と熱弁。「香川、頑張れ。関大、頑張れ」とエールをいただいた。サイン会もあり、長蛇の列ができる盛況ぶりだった。
 はつらつとした応援団の演舞も見応え、迫力とも十分で、香川の校友を大いに鼓舞してくれた。
 今年は初参加校友、平成卒校友が例年に比べて大幅に増加し、フレッシュな顔ぶれとなった。総会では、以前から取り組んでいる「四国八十八カ所霊場と遍路道の世界遺産登録」に加え、「讃岐ジオパーク(地質公園)」の世界ジオパーク認定登録を目指す運動を支援し、地域貢献を充実していく活動方針なども決めた。
 総会の余韻がさめぬ7月31日には記念写真集(A4判、カラー12ページ)を発行し、出席者全員の手元に届けた。(山下和彦)

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