活発な支部活動

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博修士会
1期生・2期生も元気な姿 石川教授が蓄電技術講演

 25年度の博修士会(北嶋弘一会長)総会は、関西大学校友・父母会館に寺内俊太郎校友会長らを来賓に迎え、8月3日開催された。
博修士会.jpg 総会は、黙祷と学歌斉唱を行った後、寺内校友会長の熱のこもった挨拶を頂いて始まった。議事は、北嶋会長と宮下文彬会長代理の議長団により進められ、24年度事業報告と収支決算報告を承認し、25年度予算案も全員一致で承認した。
 続く学術講演会では、関西大学先端科学技術推進機構長で化学生命工学部の石川正司教授に、「これからの社会に不可欠な蓄電技術とは!」と題して、最近のエネルギー政策を踏まえた蓄電技術の現状と将来展望などについて講演を頂いた。本講演では、電池の開発が19世紀のイタリアやフランスで始まったが、20世紀に入って新提案の空白期があったこと、1990年代から蓄電池の開発では日本が技術面でリードしていること、再生可能エネルギーの有効活用と電気需要の平準化のために蓄電技術が有効であることなどについて、分かりやすく説明して頂いた。石川先生からは、高速大容量で充電と放電が可能な「キャパシタ」など高性能な「蓄電材料」の研究開発を目指しており、安全面では妥協しないとの心意気が披露された。
 講演後に開催した懇親会は、博修士会1期生藤井昭三氏、2期生有福健氏の元気な姿を拝見し、和やかな宴を過ごすことができた。最後に藤井氏から博修士会に対する期待の言葉があり、お開きとなった。(篠塚義弘 平20会計)             
(システム理工学部専任講師・緒方正則=06―6368―1121)

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