物流関大会
現役員全員の留任を決定9月に第2弾視察ツアー
物流関大会(福田泰久会長・センコー社長)は5月10日、大阪弥生会館で第4回総会を開き、25年度の事業報告と決算報告ならびに26年度の事業計画などを承認するとともに役員改選を行い、福田会長をはじめ現役員全員の留任を決めた。
会では、25年度のメイン事業として昨年10月に1週間の日程でタイバンコクやシンガポールへの海外物流拠点視察ツアーを実施したが、今年度も9月に第2弾として1週間の日程でセンコーが進出しているカザフスタン・中国の国境に跨る経済特区「ホルゴス」とウズベキスタンへの海外物流拠点視察ツアーを計画している。
総会は、栗尾尚孝幹事長(大和運送)の司会で開会。挨拶に立った福田会長は「今、タイではインラック首相が退任し混乱している。早く政治、経済の体制が正常になって欲しいと願っている。タイでは当社でも若干影響が出ているし、トヨタさんでも販売台数が落ちてきているようだ。一方、国内では、アベノミクスについては次の第3の矢の成長戦略がもうひとつ出てこない。私どもとしては法人税を減税してもらうとともに経済特区を早く作ってもらいたいと思っている」など、最近の海外情勢や国内の景気動向に言及した。
総会には、来賓として校友会本部から三木允子副会長らが出席。議事終了後、三木副会長が祝辞を述べ、この中で関大の近況などを報告した。
このあと、ゴルフ部、グルメ部、視察旅行部、広報部の4事業部の部長からそれぞれの事業報告などが行われたが、視察旅行部長を担当している谷康司副会長(日隆産業)はタイ、シンガポールの視察旅行の模様を報告するとともに、今年9月に予定しているカザフスタン、ウズベキスタンの視察旅行の案内を行った。
総会終了後は高野武文副会長(陽光)の乾杯の発声で懇親会に移行。参加者はそれぞれ会食しながら和やかに歓談した。
物流関大会の役員は次の通り。
会長=福田泰久(センコー)▽副会長=高野武文(陽光)八木正(グロービック)村岡公一(村岡運輸)谷康司(日隆産業)藤原輝之(藤原運輸)▽幹事幹事長=阪本正則(近畿トラック新聞)佐野宏之(佐野倉庫)畑博文(センコー主任)
(副幹事長 阪本正則)
(大和運送・栗尾尚孝=0726―26―7235)