活発な支部活動

活発な支部活動

揖龍支部
20余年ぶりの再建総会成功裡に終わる
高齢者トリオが準備、山本氏が支部長に

6月8日、割烹旅館・森重で校友22人、本部から田中義昭副会長、池松知永子組織副部長らのご臨席を頂き、15年ぶりに開催された総会、懇親会だったが、時間の経つのも忘れてしまう程盛り上がった。
 揖龍支部(菊地武司支部長)は平成3年1月、有志7、8人程で設立を志し数回の会合を重ね設立総会を催し、堀謙二氏25経)に初代の支部長をお引き受け頂き、翌年の平成4年1月には会則、会員名簿を作成したうえ、平成4年11月に総会、懇親会(国民宿舎赤とんぼ荘)を開催した。平成11年2月の総会、懇親会(赤とんぼ荘)で菊地武司氏(31経)を第2代の支部長に選任した以降、何らの活動も出来ないまま当日を迎えるに至った。
 昨年12月、菊地氏の奥様から主人が大病を患われ、高齢で体に不安があるので支部長の役をどなたかに代って欲しいとの申し入れがあった。諸事に追われ難儀な問題だけにいたずらに時間が過ぎ、4月の初め、私を含め3人が支部を解散するのも止むを得ないと覚悟を決め、支部長宅を訪問した。菊地支部長は、ご自分では出来ないと思われながらも、「それでも支部をつぶすわけにはいかんやろうなあ」と一言おっしゃられた。それで今回の再建総会、懇親会の開催を一番積極的に望まれていた柴田貢氏(31法)、そしてこれまた何回か復活しようやと声をかけておられた圓尾哲氏(28法)と、私こと山本雅俊(40法)のいずれも770歳超から80歳超に至る高齢者トリオで再建総会開催に向かって走り出した。
 人生、緑あっての校友同士、これから母校関大をめざす受験生のためにも地域の校友会の存在、活躍は心強いはずという信念が3人の心を一つにした。ボランティア精神に頼らざるを得ない校友会のこのような栄枯盛衰は、今までも全国のあちこちで見受けられたのではないかと思う。
 校友会本部と綿密な連絡をとり、協力を頂く中で、支部の新設だけでなく再建の場合でも物心両面にわたる強力なバックアップ、とりわけ助成金による支援制度まであるのを知り感激した。さすが私学の雄関西大学の卒業生であることに誇りを感じた。
 久しぶりに歌った学歌、逍遙歌に懐かしかった学生時代に想いをはせ、懇親会はそれぞれの方が思い出話、武勇伝、エピソード、趣味や、社会人時代、病気のこと、近況を含めて人生の様々な体験を、お互いが熱心に聞き入っていた。懇親会の席上で、これからの支部の運営にご尽力をして下さる世話人を決め再会を期して散会した。
 設立時の発起人の方々も、20年有余の間に死去されたり、病気や、高齢となり支部活動には携われないため、一番最初から携わった一人として新支部長に選ばれたが、永続させなければこの苦労も水の泡となる。会員の皆さまのご協力を得て、微力ながら頑張りたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

                                    (山本雅俊)

                       (山本雅俊=079―276―1283)

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