松原支部
辰巳阪南大学長が講演 古代日本の都が総会場
松原支部(西田孝司支部長)の26年度総会が、6月8日に市内の柴籬神社に隣接する「ふるさとぴあプラザ」で、本部の渡邊泰之副会長ほか近隣7支部役員を来賓に迎え、40人が出席して開催された。
石田彰博常任幹事の司会のもと、学歌斉唱・物故者への黙祷に続き、西田支部長から昨年10月に当支部が校友会本部から感謝状を貰ったことの報告、及び今年は当支部が河内近隣支部のボウリング大会や新年互礼会などの当番にあたっていることから、これらへの協力要請があった。また、この総会場所は、5世紀前半、仁徳天皇の子の反正天皇が「丹比柴籬宮」を置き、約5年間日本の都があったことも紹介された。
次いで、河合秀明幹事長から25年度の事業報告と26年度の事業計画案が、垣内俊介会計幹事から25年度会計報告並びに26年度予算案が説明され、それぞれ承認された。
続いて、支部会員で阪南大学学長の辰巳浅嗣氏から「研究者として、大学人として」をテーマに講演いただいた。関大時代の出会いや思い出、またEU研究者として今日に至る歩みを淡々と平易な言葉で語られ、知った教授らの名が出るたびに出席者からも発言が飛び出した。
最近のウクライナ情勢についての質問にも、EUからの見方について意見を述べられた。現在は、阪南大学学長として地元松原市ほか近隣市との地域連携に積極的に取組んでおられ、終始人との出会いを大事にされてきたことを話され、心に残る講演で、「関大人ここにあり」と感じ入った。
午後からは、懇親会に移った。来賓の皆さんから挨拶をただき、乾杯。和気あいあいの懇談に続き、恒例のビンゴゲームで盛り上がり、全員が何らかの商品をゲットしたところで一段落。最後に、米田宗一副支部長のリードで逍遙歌を合唱し、お開きとなった。
(常任幹事 高辻雅之)
(西田孝司=072―336―1600)