八尾支部
河内木綿総会として開催 保存協会の村西氏が講演
八尾支部(中尾達夫支部長)は6月28日、八尾市文化会館で26年度総会を、本部から植田芳光副会長らと近隣7支部、八尾市役所関大会の代表者をお迎えして開催した。当日は、5人の初参加者もあって、新鮮な雰囲気で総会が進行した。
植田副会長から、母校の状況、校友会の活動等の報告と母校創立130周年記念事業に向けて、募金の要請があった。議事は粛々と進行し、長野昌海副支部長(元八尾市議会議長)の卓越した議事運営により、議案のすべてが満場一致で採択された。
引き続き講演会へ移った。八尾支部は平素、地域に密着した活動に重点を置いている。今回の講演会は八尾の伝統工芸文化に着目し、八尾にお住まいで関西大学OBでもあった河内木綿文様研究家の故辻合喜代太郎博士に関連したお話を、NPO法人河内木綿藍染保存会の村西徳子理事長に講師を依頼した。
村西理事長は中尾支部長との対談形式の講演を希望され、2人が登壇し、河内木綿と辻合博士との出会い、思い出話、そして河内木綿の現状と課題、未来に向けた伝統の継承につき熱くお話をお伺いできた。
宴会では、各支部代表から支部現況報告をいただき、応援団OB長柄会(Ⅱ部)の大江正則氏の指揮の下、逍遙歌を声高々に歌い上げ、青砥申生前支部長の万歳三唱でお開きとなった。
帰りの際、出席者全員に記念品として河内木綿藍染のテーブルセンターがプレゼントされた。(広報担当副支部長 南野佳子)
(中尾達夫=072-998-3526 Mail=jn3wdy@kj9.so-net.ne.jp)