香川支部
15年間支部を牽引、川北支部長退任
香川を元気に、川新体制スタート
香川支部(川北文雄支部長)の26年度総会が7月19日、高松市のJRホテルクレメント高松であり、約70人が「確かめよう青春・深めよう友情・高めよう母校愛」を合言葉に旧交を温めた。役員改選もあり、平成11年から15年間にわたって香川支部を牽引してきた川北支部長( 40法・元香川県副知事)が退任し、川有二幹事長(47法・金星タクシー社長)を第10代支部長に選出した。
総会は、寺内俊太郎校友会長、高松市出身の上原洋允関西大学相談役をはじめ、四国・岡山の各支部代表をゲストに迎え、岡田守弘さん(46工)の指揮による学歌斉唱でスタートした。
退任挨拶で川北支部長は「これまで①香川に惚れる②連れ合いに惚れる③仕事に惚れる④関大に惚れるの4惚れを大切にしてきた。郷土香川の元気づくりが母校の発展につながると信じ、支部の皆さんには、無理をするなと無理を言い続けた15年間だった」と振り返った。席上、同時に退任する田中俊二副支部長(42法)と鏡原良則副幹事長(47社)の3人に手作りの感謝状が手渡された。
総会ではほかに、25年度の事業報告もあり、高松市歴史資料館で開かれた「知の巨人・藤澤東展」への協力や「香川県と関西大学との就職支援に関する協定書」に基づく学生の就職活動支援などの取り組みが報告された。本年度の事業計画では、四国3県や岡山支部との交流を深めることや「四国八十八箇所霊場と遍路道」「讃岐ジオパーク(地質公園)」の世界遺産登録を目指す運動を引き続き支援すること、母校創立130周年記念事業をバックアップすることを全会一致で決めた。
記念講演会は「今後の四国・香川の観光」と題し、JR四国相談役で日本観光振興協会四国支部長の梅原利之さんが登壇。前香川県観光協会長や前NPO法人遍路とおもてなしのネットワーク理事長として、香川の観光活性化や四国霊場の世界遺産登録運動の最前線に立ってきた梅原さんは「今年で国立公園指定80周年を迎える瀬戸内海や開創1200年になる四国霊場はどこにもない四国の魅力。四国は21世紀型の観光資源の宝庫」と指摘し、「このうどん県を皆さんも自信を持って売り込んでほしい」と訴えた。
毎年恒例の初参加校友スピーチは、さぬきのモーツァルトこと松野安伸さん(51経)が流ちょうなトークで盛り上げた。
総会後の7月23日には、植田浩之さん(平6経・ウエタ写真館)が毎年、撮影協力してくれる総会記念写真集(A4判、カラー8ページ)を発行し、出席者の手元に届けた。
支部へのご意見、ご要望はお近くの役員へ。支部長以外の新役員は次の通り。
(敬称略)副支部長=鶴見勤(47経)、北浜裕子(47法)、岡本均(49工)▽幹事長=伊藤雅也(55工)▽副幹事長=田井剛( 54社)、久保利司(56経)、長尾利光(57工)、大西周夫(平1法)、山下和彦(平2国)▽監事=綾田哲夫(47経)、岩本眞治(52経)(山下和彦)
(後藤設備工業・伊藤雅也=087-881-3116、http://www.chyuo-net.com/koyukai/)