さわやかな秋晴れの10月31日、今回はいつもと趣向を変えて、芦屋を飛び出し、お隣の神戸市灘区にある「Ristorante Bibbi」で第13回芦屋支部女子会を開催しました。
一人ずつの近況報告から、アメリカ、フランス等に目を向けた政治的・経済的なお話まで、幅広い話題で今回もまたまた大いに盛り上がりました。ハロウィンのそもそもの意味や、永住権取得の方法から選挙権のお話、自分達の家族のことまで、話題は尽きることなく、いつもながらお互いを刺激し合いました。
ランチの後は、河田教授が館長を務める「人と防災未来センター」へ学習見学に行きました。1・17シアターでは地震破壊の凄まじさを大型映像と音響で体感できたり、震災直後の街並みをジオラマ模型で再現していたり、阪神・淡路大震災や東北大震災の経験と教訓を未来に伝え、風化させてはいけないことが我々の使命だと改めて痛感しました。
今後は、男性校友からのご寄付も頂戴したので、お招きする機会も持ちたいと考えています。
(糸川寿子 昭62学社)
2015年10月アーカイブ
奈良県関大倶楽部(松谷幸和会長)は、10月28日にホテルリガーレ春日野で27年度総会を開催した。
本部から来賓として北嶋弘一副会長らを迎え、116人が出席する盛会となった。松谷会長の挨拶にはじまり、北嶋校友会副会長から祝辞をいただいた後、前年度の事業報告や今年度事業計画等についての報告が行われた。
引き続いて特別講演として、奈良県立橿原考古学研究所の井上主税主任研究員(平12M文)から、「奈良県の歴史や文化の魅力を探る」と題して、奈良の世界遺産や伝統文化などについて、家庭や職場でも話題とすることのできる貴重なお話を聴かせていただいた。
ホテルの特別配慮により写真室で集合写真を撮影した後、会場を移し、懇親会を開催。学歌斉唱、会長挨拶に続いて、出口武男顧問の乾杯の発声で開宴。和気藹々とした雰囲気の中、参加者は世代を超えて語り合い、校友の輪が広がった。
途中、県内の各地域支部や職域会の活動報告が行われ、歓談の盛り上がりの中、お開きの時間となり、前川清成顧問の中締めで、名残を惜しみつつ散会した。
校友の皆さん、来年も奮ってご参加のほど、よろしくお願い申し上げます。
(幹事長 土井敏多)
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地域の市民や高校生、校友や在学生の父母に関西大学の魅力を発信し、併せてオール関大人の更なる交流を目的とした創立130周年記念事業の1つ「関西大学フェスティバルin九州」が、9月27日(日)に福岡市中央区天神のエルガーラホール(第1部イベント)と、ソラリア西鉄ホテル(第2部交流会)を会場に開催された。
この事業は、法人・教学、校友会、教育後援会,さらに校友会の九州各支部の賛同を得てオール関大での創立130周年記念事業プレイベントとして実施されたもので、当日は、天候にも恵まれ、エルガーラホールのイベントには延べ1200人が、ソラリア西鉄ホテルでの交流会には420人が集い、一日、関大の魅力を堪能した。
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第1部イベントに市民ら1200人が集う
多彩な催しで『関西大学の魅力』を発信
ダーン、ダーン......、大きな太鼓の音が響き、午前10時30分、エルガーラホール横のパサージュ広場舞台で応援団の演舞演奏が始まった。「関西大学フェスティバルin九州」の幕開けである。学歌斉唱から応援歌、チアリーダー部演技と次々と繰り広げられ、多くの道行く人たちが立ち止まって見入った。
11時には7階全フロアーを使っての各種催しが開場。入試相談コーナー、就職相談コーナー、体験コーナー、産学連携商品コーナー、関大グッズ販売コーナー、関西大学フィギュアスケーター展・高松塚古墳壁画パネル展、大学関連資料配付・キャンパス写真展と盛りだくさん。
入試相談コーナーには開場と同時に、親子連れで訪れて熱心に相談する受験生も見られ、髙橋大輔、織田信成、宮原知子の衣装やメダルを展示したフィギュアスケーター展、高松塚古墳壁画パネル展の会場には、フィギュアスケートファンや考古学ファンと見られる多くの市民がつめかけ、担当者の説明に熱心に聞き入っていた。
産学連携商品の一つ、のど越しスッキリ「おいもぬくもりパン」の紹介・販売コーナーや関大グッズ販売コーナーにも人だかりができ、それぞれお目当ての品を買い求めていた。
12時、8階エルガーラホールでのイベントが応援団の演舞演奏でスタート。オープニングセレモニーでは、花田正利実行委員長が開会を宣言し、共催団体の池内啓三法人理事長、楠見晴重学長、寺内俊太郎校友会長、芋縄隆史教育後援会長が、オール関大が一つになって九州で開催する本事業の意義と成功への期待を表明した。
講演会は、名誉教授の髙橋隆博先生が「中国江南地方と九州~稲作のきた道~」と題して講演。髙橋先生は「私は東北の出身ですが、なぜか九州とは縁が深くて...」と、調査で訪れた各地や知人の思い出をエピソードを交えながら紹介。聴衆を九州に引き付けてから、本題に入り、中国江南地方の河姆渡(かぼと)遺跡と佐賀県唐津市菜畑遺跡から発見された稲作遺構を、両遺跡から出土した髙橋先生が専門の漆器の比較から紹介し、「稲作は江南地方から、黒潮とともに北部九州に伝播したと考えられる」と結論付けた。
応援団の2回目の演舞演奏が会場を盛り上げ、最後は校友の落語家3人による「関大寄席」。桂米輝、林家染太、笑福亭風喬が、それぞれ「今日は名前のように頭が輝いています」「地元福岡の大きな会場で落語会をしたら観客2人。右を向いて左をみたら1人いなかった。今日は大勢いて安心です」などと笑わせたあと、得意の落語を披露、会場は終始大きな笑いに包まれた。
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エルガーラホールでの第1部イベントが終わったあと、午後5時から校友と在学生父母など関大関係者による第2部交流会がソラリア西鉄ホテルで開催され、420人が参加。イベントの成功を祝うとともに、関大人としての〝学縁〟と〝絆〟を大いに深めあった。
第1部イベントに引き続き山口千里会のフリーアナウンサー北川加寿美さんの司会で進行。応援団第93代団長小山圭太君の指揮で学歌を斉唱のあと、壇上の大学関係者と実行委員会のメンバー紹介が行われ、出席者は拍手でその労をねぎらった。
花田実行委員長、池内理事長、楠見学長、寺内校友会長が挨拶、芋縄教育後援会長の乾杯の発声で開宴。満席の会場では、テーブルを離れて歓談する姿や名刺交換する姿が、あちこちで見られた。
応援団の演舞演奏で宴も終盤になり、応援団第93代副団長深田晋平君のリードで全員が肩を組み逍遙歌を合唱。白木成光福岡千里会長の閉会の辞、岡部薫幹事長の博多手一本で閉宴となった。