岐阜千里会
母校の『落語大学』応援 第13回策伝大賞の会場で
岐阜千里会(松村公夫会長)は、2月27・28日にわたり、岐阜・長良川国際会議場で開催された「第13回全日本学生落語選手権・策伝(さくでん)大賞」に出場した、母校関大の「落語大学」の学生を応援した。
この全日本学生落語選手権・策伝大賞は、落語の祖と呼ばれる高僧・安楽庵策伝上人が岐阜市の生まれであることから、わが校友である六代目桂文枝師匠が岐阜市長に学生落語の全国大会開催を提案いただいたのがきっかけで始まり、今年で13回目を迎えた。岐阜市は、落語の祖・策伝上人を顕彰するとともに、笑いでまちを元気にする「岐阜市笑いと感動のまちづくり事業」を推進しており、官民協働で組織される実行委員会の会長には、関大OBの中村正先輩(49商)が就任しておられる。
27日の予選会には、全国44大学・大学院から計234人の落語を愛する学生が集まり、関大からも11人が参加した。会場は4高座(会場)に分かれ、11時から18時まで一人6分の持ち時間に熱演を繰り広げ、学生とは思えぬ話し上手にどの会場も大爆笑に包まれた。
過去に4度の優勝(策伝大賞)を飾る母校は、今回は残念ながら決勝には進めなかったが、予選会では甲乙つけがたい実力を発揮してくれた。
28日の決勝は、全国から集まった学生や地元の落語フアン1250人で超満員の大ホールで行われ、中村実行委員長・細江岐阜市長のほか、桂文枝師匠・立川志の輔師匠(明治大卒)も審査員に加わって、8人のファイナリストで演じられた。会場で見ていた母校の『落語大学』の諸君も、来年こそは雪辱を晴らしてくれるものと期待している。
また、文枝師匠は、自身も関大『落語大学』出身のプロとして、審査の講評では学生たちに温かい励ましのエールを贈る先輩でもあった。
岐阜千里会は、松村会長・井上幹事・桑畑幹事・前畑幹事の4人が、学生落語日本一を見届けるとともに、関大OBの中村会長の激励と文枝師匠への表敬訪問を行った。文枝師匠は、楽屋に岐阜千里会を温かく迎えてくれ、我われの頭を見て『先輩ですか?』との冗談も言われた。
桂文枝先輩、ありがとうございました! 実行委員長の中村先輩、お疲れ様でした。
(幹事 前畑忠憲)
(松村工業・疋田=058-271-3912)