大阪市内支部連合会
160余人が集い盛大に第9回総会開く 山野先生が家族企業の後継者問題で講演
大阪市内支部連合会(田中義信会長)は、2月16日、ホテルニューオータニ大阪で160余人の出席を得て、第9回総会を開催した。
第1部総会は、北原正浩幹事長の司会でスタート。浜田健一応援団OB長柄会とチアガール・クレアーズにより全員で学歌斉唱、田中会長は挨拶で、本学130周年の今年と市内支部連合会も来年10周年を迎えることを熱く語り、校友が一致して歩むことの意義を強調された。
総会議事に入り、伊藤晃充副会長が事業報告、神藤加代子会計が会計報告を、福島嘉雄監事が会計監査報告をした。役員改選では、新しく副会長に香西安勝都島支部長、小林洋司住吉支部長が選ばれた。また、若手会幹事として安井恒男(57工)・杉谷好広(63経)・信達谷潔(平9法)・羽藤みどり(平12商)の4人が紹介された。
第2部講演会は、迫匡副会長がプロフィールを紹介し、関西大学非常勤講師・大阪産業創造館チーフプロデューサ一山野千枝先生が、「ガチンコ後継者ゼミに見るNIPPONの事業承継の今」と題して、本学等での講義から見えるファミリー企業の後継者不在問題を中心に語られた。多くのファミリー企業経営者の声と、受講生の若い学生後継者の事例を紹介したわかりやすい説明で、難しい生の問題を見事に構築してみせられた。
講演後、自分たちの学生時代にこのような講義があったなら就職を考え直していたかもしれないとの声が聞かれた。
第3部懇親会は、仁井ひろみ監事と北原幹事長の司会でスタート。寺内俊太郎校友会長から市内支部連合会の10周年に向けて熱い期待のこもったメッセージが語られ、池内啓三理事長からは130周年の今年にかける意気込みと、もうひと押し2押しの寄付金へのお願いが語られた。さらに、楠見晴重学長からは法科の聞大も有名であるが、商業・経済界にも関大に大きく影響力を与えられた人のエピソードを語られた。
田中会長とチアガール・クレアーズの皆さんが、出席校友の各テーブルを回つての和やかな記念撮影、宴もたけなわ応援団OB長柄会・高一弘会長の逍遙歌で、160余人の校友が肩を組み、♪あーらしつんざく、おおとりのーで最高潮に。最後に西村輝和副会長から上品な大阪締めと閉会の辞があり、無事終了した。 (副会長・迫 匡)
(田中義信法律事務所=06-6316-0348)