臨床心理士会
第10回記念総会・研修会 130人が参加し盛大に
5月22日、関西大学臨床心理士会(足利学会長)第10回記念総会・研修会が、千里山キャンパスの尚文館で開催された。会員数は28年5月の時点で350人を超え、当日も130人が参加する盛大な会になった。
午前の特別講演では、「心理アセスメントの未来予想図Ⅱ」というテーマで、寺嶋繁典会員からお話をいただいた。心理検査の歴史や現在の風潮、そして投映法を"未来"に発展させるために我われに課せられた課題などについて熱く語っていただいた。
午後からは香川香幹事の司会のもと、事例検討会が行われた。星光子会員に事例をご提供いただき、卒業・修了年度の近い会員同士が集まってディスカッションを行った。指定討論には、足利学会長、若林暁子幹事、中野明子会員にご登壇いただき、教育や医療の現場における介入を分かりやすく具体例を交えてお話いただき、フロアーとも活発な意見交換が行われた。
本研修会が、今後も会員相互の研鑽および連携に寄与することを期待している。
(幹事 岡村香織)
(関西大学総合研究棟岡田研究室 川端康雄気付kucpas@yahoo.co.jp)