神奈川支部
新緑のシャワーを浴び 西丹沢・畦が丸を歩く
神奈川支部(畑修支部長)山歩きの会は、5月7日に第12回「西丹沢・畦が丸山麓を歩く」を開催した。
今回の山歩きは、昨年9月19日に、畦が丸・大滝沢で遭難死された会員、故中川忠さん(46工管)への弔い登山を兼ねていた。参加者は、中川さんのご家族2人を含む10人。
日本百名山である丹沢山塊は4つに分けられる。東丹沢、西丹沢、表丹沢、裏丹沢であるが、最も美しい沢をもつのは西丹沢である。西丹沢自然教室を出発した一行は、中川川に架かる鉄製の吊り橋を渡り、畦が丸(標高1293m)西沢コースを進んだ。堰堤を幾つか越し、時折騒がしい鳥の鳴き声を聴き、鮮やかな新緑のシャワーを浴び、透明度抜群の沢沿いの登山道を歩く。西沢コースの見どころは、下棚ノ滝(落差30m)と本棚ノ滝(落差50m)である。この時期は水量が豊かで、迫力満点。
今回は、畦が丸は登頂せず、途中で折り返した。西丹沢自然教室に戻った後、林道を下り、大滝橋まで歩いた。そこから畦が丸・大滝沢(東海自然歩道)コースを約400m入った地点で、中川さんの遭難地に向かって黙祷した。
退職後の楽しみだったウォーキングと山歩き、今はゆっくりとお休みください。合掌。
(世話役 小谷正廣・47商)
(畑修=0467-54-0331)