川西支部
新名神の工事現場を見学 発掘された遺跡の解説も
10月9日、秋日和の好天の中、川西支部(荒木敏雄支部長)史跡探訪の会(菅原巌会長)は、宝塚・豊能支部からの参加者も含め、23人が楽しい一日を過ごした。
まず一行は、石道地区を訪れ、平成29年度末開通を目指して工事中の「新名神高速道路」の川西インターチェンジ(仮称)付近の工事現場を見学させてもらった。
最初は離れた所で説明を受けると思っていたのだが、あにはからんや工事中の道路の、まだ車線も引いていない路上まで入らせてもらい、NEXCO西日本の担当者に工事の進捗状況や、工法について詳しく説明してもらい、皆が熱心に聞き入っていた。なんだか議員さんの現地視察のような気分にさせてもらった。
その後、この工事に伴い発見・発掘された「石道才谷・堂ノ後遺跡」の近くで、川西市教育委員会の文化財担当者から、遺構や歴史についての詳しい説明を受けた。この付近は「畝野牧」という官営牧場があったという話などを聞き、改めてこの地区の歴史的な重要さや豊かさを再認識し、古代へのロマンを味わった。
午後からは、近くにある石道温泉で懇親会を開き、その日の感想や支部の話等のいろいろな話題で大変盛り上がった。
終了後、温泉に浸かり、その日の疲れをいやし、現地にて解散した。
(会員 仲西忠)
(荒木敏雄=072-758-1787)