活発な支部活動

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富田林支部
世界遺産へ仁徳陵を歩く 歴史散歩の会に30人参加

富田林支部(杉本孝支部長)では、11月26日に歴史散歩の会を実施し、校友家族も含めて30人が参加した。
今回は、世界遺産候補地の百舌鳥古墳群の仁徳天皇陵の周囲を歩いた。講師は、今回も鍋島隆宏氏(平5文・太子町学芸員)に依頼。自作の貴重な資料により、古墳の形体・特色・時代背景等について分かりやすく丁寧に解説していただいた。
最初に、堺市役所の展望台から百舌鳥古墳群の全体を眺め、次に竹ノ内街道・西高野街道を経て、仁徳天皇陵の周囲を散策した。
仁徳天皇陵は、5世紀半ばの造営で、面積だけでは世界一の墳墓である。周囲には現在でも10基を超える陪塚があり、古代の大王の権力の大きさを忍ばせている。造出しからは人物埴輪や水鳥、馬、犬、家などが出土している。
途中に、犬養孝博士揮毫による仁徳天皇の皇后磐之姫の万葉歌碑があり、杉本支部長自ら説明していただいた。帰らぬ夫を待ち焦がれる相聞歌(恋の歌)である。濠の周りにはハゼノキが紅葉し、晩秋の雰囲気を醸し出していた。
昼食は、カフェイロハで、IROHA弁当を美味しくいただいた。お値打ち品です。
その後、堺市博物館では、校友でもある学芸課長の白神典之氏から、百舌鳥古墳群の天皇陵の成り立ちや規模について説明があり、世界遺産登録への強い願いが感じられた。
歴史散歩の会として、今回初めて堺の地を訪れたが、来てよかったと思っている。
世界遺産には、前回は沖ノ島が推薦となったが、次回は百舌鳥・古市古墳群が推薦されることを願っている。皆さんも百舌鳥・古市古墳群を歩かれてはいかがですか。それが世界遺産への応援になると思っています。
(幹事長 秦純一)
(秦純一=0721-93-3085)

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