学部二七年会
宮本名誉教授の講演聴く 次も元気での再会を約す
学部二七年会(畑下辰典会長)では、11月18日に西区・徐園で28年度総会を開催した。
本日の講師・宮本勝浩名誉教授は国際経済論の大家・経済効果の元祖というべき先生と、校友会の渡邊泰之副会長、東郷洋事務局長を来賓に迎え、学歌斉唱、物故者への黙祷、畑下会長挨拶に始まり、中野英満副会長を議長に事業報告・会計報告を審議、異議なく了承され、総会を終了した。
講演に移り、講師は、11月8日アメリカ大統領選挙で共和党のトランプ氏が当選、17日には安倍首相が訪米してトランプ氏と会談など、極めて変化の多い時代、現下の経済状況は不透明であるがと前置きし、「大阪経済の展望と活性化策」と題して話された。
経済力の低下、GDP県単位一人当り12位と低い大阪府、人口減少、廃業率の増加、転職企業の増加などが目立ち、より独創的新商品の多発化、外国人観光客の呼び込み等に力を入れた経済効果策を進めるべきだとの力強い講話を受け、出席者には大いに刺激となった。
一同で記念写真を撮り、別室に移り宴会が始まった。各テーブル毎の紹介のあと、本人のスピーチを順次行って近親感を広げ、逍遙歌を歌い、万歳を三唱、会員の健康を願い、春のスプリングフェスティバルの協賛家族会と秋の総会へ、是非元気で出席をと願って散会した。
(畑下辰典)
(畑下公認会計士事務所=06-6773-3871)