東淀川支部
サントリー山崎蒸溜所でテイスティングを体験
師走なのに暖かく、晴天にも恵まれた12月18日、東淀川支部(田中正紀支部長)では、恒例の散策・グルメの会でサントリー山崎蒸溜所ツアーを満喫してきました。
阪急大山崎駅から西国街道を少し行くと、NHKの朝ドラ「まっさん」にも登場した日本のウイスキーのふるさと山崎蒸溜所に到着します。ツアーでは、シングルモルトウイスキー「山崎」が誕生するまでを、イケメンスタッフが丁寧に説明してくれます。
印象的だったのはポットスチルと呼ばれる蒸溜釜を用いて2度蒸溜する工程でした(写真)。ピカピカに磨き上げられた形や大きさも様々なポットスチルが12機並んでいる様子は圧巻でした。ウイスキーの香りも漂い、思わず深呼吸。ここで蒸溜されたばかりのものは無色透明なモルトウイスキーです。
これを樽に詰めて長期間じっくり寝かせると琥珀色のウイスキー原酒が誕生します。山崎蒸溜所の貯蔵庫には2千樽があり、サントリーで保有する原酒は百万樽にも及ぶそうです。
ウイスキーの香りに包まれた製造工程見学が終わると、お待ちかねのテイスティングタイム。52度のホワイトオーク樽原酒、42度のワイン樽原酒、何種類もの原酒をブレンドした「山崎」。これらを色や香り、味を確かめながら30分かけてテイスティングすれば、気分はブレンダーです。
ほろ酔い気分でついついお土産も買い過ぎてしまいましたが、また是非訪れてみたいものです。
お昼は、イタリアンレストランでマダムランチを堪能、最後は大山崎山荘でモネの睡蓮を鑑賞し、美術にも触れた一日となりました。
(副支部長 岡田美由記)
(田中正紀=06-6328-4162)