活発な支部活動

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年輪関大会
「企業後継者を育てる難しさ」
(株)サンワ・アイ熊田会長が講演

年輪関大会(朝倉満会長)では、第16回例会を2月23日にグランド白楽天で21人が出席して開催した。
例会のシリーズ「会員企業の紹介を兼ねた勉強会」は、(株)サンワ・アイの熊田常盤会長を講師に実施した。
同社は、ねじ等の締結部品の専門商社で、一般締結部品から社内製造課による特殊加工品まで設計、開発および製造、販売をしている。熊田会長は、事業を「いつ」「誰に」「どうやって」引き継げばよいか、事業承継は中堅、中小企業のオーナー経営者が抱える深刻な経営課題の取組みについて講演された。二代目として後継者になった引継ぎの経緯から、適切な後継者を選定するために、経営者に求めるのは、判断と決断の違いを理解し、行動できる資質が必要あると考える。会員企業がそれぞれかかえる次世代の承継という課題について改めて考える機会となった。
次に、会員企業からの紹介で、JETRO中小企業海外展開現地支援プラットフォーム・コーディネーター潮尚之ITPC代表が、「グローバル展開における中小企業の課題発見方法-シリコンバレー進出の可能性-」について講演された。会員企業それぞれがシリコンバレーへの展開の実現性について大きな夢を共有することができた。
さらに、大学との連携活動の成果として、松井由樹産学官連携コーディネーターから会員企業の(株)おくだ屋技研と共同開発した「トレーニング用車いすJoy fum」について紹介があった。
講演に先立って、会長ならびに役員の再選・新任および例会の年間開催回数を2回から3回への変更が全会一致で承認された。
(朝倉満)
(アサクラ・朝倉満=06-6354-8900)

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