東京支部
第17回若手校友情報交換会 国会議員秘書の仕事内容聴く
5月19日に東京支部(堺精一支部長)では、丸の内の関西大学東京センターで第17回若手校友情報交換会を開催した。
今回の情報交換会では、国会議員秘書の田中均氏(平9経)を講師にお招きし、「国会議員秘書の実体―政策担当秘書を中心として―」と題して、非常に特殊なイメージのある国会議員秘書の仕事についてお話をいただいた。
国会議員秘書にも資格を必要とする場合があるというと、意外に思われる方も多いのではないだろうか。田中氏から、国会議員秘書には「公設秘書」及び「私設秘書」、公設秘書にも「第一秘書」「第二秘書」及び「政策担当秘書」があり、政策担当秘書になるためには資格が必要である旨が説明された。
政策担当秘書の資格は、田中氏のように資格試験に合格して得る方法もあるが、大半は別の方法(例えば、公設秘書5年及び民間における職務5年の経験後に研修を受講)で得るという実体についても解説いただいた。
参加者からは、公務員ということで給料は国から出るものの雇用主は国会議員という構造から公設秘書の人事に関する質問のほか、国会議員の地元へ出張する場合はあるのか、勤務時間はどれくらいかといった、民間企業のケースとの比較で田中氏の仕事について意見交換が行われる等、今回も有意義な情報交換会となった。
次回は7月に開催予定である。多くの校友に参加していただきたい。
(常任監事:村田樹一)
(連絡先:村田樹一=090-4712-7137、長坂剛人=090-5138-5361)