堺支部
市の推進事業につき校友が講演 懇親会では応援団の熱演楽しむ
堺支部(辻尾健一郎支部長)の29年度総会が6月24日、ホテル・アゴーラリージェンシー堺で、本部の田中義昭副会長をはじめ近隣支部の代表や校友など82人の出席で盛大に開催された。受付には堺キャンパスから現役の女子学生も応援に駆けつけ、花を添えた。
第1部は、国歌斉唱、応援団の指揮による学歌斉唱、物故者に対して全員で黙禱をささげた後、辻尾支部長が挨拶。司会の来賓紹介に続き代表して田中副会長と高増明副学長から祝辞をいただいた。
田中副会長は、フェスティバルin四国への堺支部会員の多数参加のお礼と、この時の広告の効果に注目、宣伝の必要性や痛くない注射など関大のもつ先端技術の開示などに話が及んだ。高増副学長は、ボクシング世界チャンピオンになった拳四朗などスポーツ選手の活躍や、将来の少子化による大学の需給バランスの崩れへの対応など、また、9月のフェスティバルin東京は受験生へのアピールの意味もあるとのことで、堺支部の参加を要請された。
総会議事は、辻尾支部長が議長となり、第5号議案まで滞りなく採決承認された。司会から支部顧問の堀畑好秀氏が秋の叙勲で、旭日双光章を受章されたことが披露された。
第2部は、堺市役所市長公室企画部政策調整担当課長の野村泰生氏(平5学法)が『堺のひとづくり・まちづくり』と題しての講演。野村氏は、堺市が今取り組んでいる事業について説明をされた。この後、途中参加の竹山修身堺市長なども加わり全員で記念写真。
そして第3部は、まず竹山市長が祝辞。市長は堺市の中枢を担っている関大出身者の活躍とコッカラ体操など堺市と関大の連携事業の紹介、百舌鳥・古市古墳群の国内推薦に当り協力を訴えられた。続いて学校法人関西大学の矢野秀利常務理事が演壇に立ち、関大発展のため44万人の卒業生をもっと使えとアドバイスを受け、今後校友会とより緊密に協力し合っていきたい旨話された。
堺市役所関友会の柴信会長の発声による乾杯で懇親の宴に入った。司会から再度の来賓紹介に続き、初参加の5人が紹介された。懇親会では、母校応援団のリーダー部やチアリーダーの熱演、恒例になったオークションやビンゴゲームの間、美味しいお酒や料理に舌鼓を打ち、懐かしい友と旧交を温める楽しい時を過ごした。
間宮健二副支部長が閉会の詞を述べた後、いつものように応援団のリードで参加者全員が逍遙歌を高唱して散会した。
(鴨頭光一)
(鍋島均=072-221-5269)