尼崎支部
目指せ"元気な尼崎支部" 支部創立80周年に向けて
尼崎支部(田中正喜支部長)第78回総会が、9月9日に市内の都ホテルニューアルカイックで開催され、来賓を含め総勢101人、昭和43年卒から平成29年卒の幅広い年代で12人の初参加があった。
総会は、森岡修司幹事長の進行で始まり、学歌斉唱、物故校友への黙祷の後、田原迫孝治事業部長・松川清彦会計による事業報告・会計報告・監査に続き、本年度の事業計画案・予算案が審議され、いずれも承認可決された。
田中支部長は、総会の冒頭、「我が関西大学は130周年を終え、未来へ向け出発したところです。尼崎は歴史ある街であり、現在尼崎城築城400年を記念し、城の復元が行れています。尼崎の大きなシンボルが出来るのが楽しみです。当支部も基本方針である"老・壮・青相集う"のもと、間もなく支部創立80周年を迎えます。会員拡大とともに"元気な尼崎支部"を目指して参ります」と挨拶された。
総会の特別企画として、今回は、尼崎城が築城400年を経て現在復元中であることから、尼崎市立地域研究資料館の辻川敦館長による「戸田氏鉄と尼崎城」というテーマでの記念講演があり、四層の天守を備える本格的な近世城郭であった尼崎城について詳しく知ることができた。
続いての懇親会は、山田実、山中直子両副幹事長の司会進行で行われ、重田守康副支部長が歓迎の挨拶。来賓紹介の後、池内啓三関西大学理事長が「昨年130周年を迎え、ハード・ソフト両面で6つの事業を実施し、既に150周年に向け動いている。尼崎支部は大変盛り上がっており、今後ともご支援願いたい」と挨拶。また、植田芳光校友会副会長が「校友会は全国で210支部あり、この学縁を大切に」と、森山敏夫尼崎市副市長が「日頃より校友の皆さんにはそれぞれの立場で市の発展に寄与していただいている。今回の尼崎城復元は歴史豊かな街の文化の起爆材になる」とそれぞれ挨拶。
懇親の宴は、尼崎市役所秀麗会作野靖史会長の乾杯発声で始まり、支部恒例の卒業50年のお祝いがあり、吉森茂雄・柄谷良基・石田幸夫の3氏に記念品が贈呈された。また、総会初参加の校友12人の紹介、さらに今夏の市議会議員選挙で当選した真鍋修司、久保高章、別府建一の3氏に花束を贈呈し、各々がお礼と今後の抱負を披露した。
こうして懇親会が和やかに進行する中、各テーブルで交流の輪が拡がっていった。やがて第95代団長太田駿介君率いる応援団による演舞演奏が始まると大いに盛り上がり、逍遥歌大合唱で会場の一体感が最高潮に達した。
最後に中西義昭副支部長の「本日は母校愛の大きな塊ができました。皆さまへの感謝と共に来年の再会を祈念いたします」との挨拶で閉会となった。
(広報担当部長 鳥居和久)
(モリオカ森岡米酒店・森岡修司=06-6416-6060)