経済人クラブ
大阪王将関西工場見学と 保津川下りで紅葉楽しむ
経済人クラブ(生田圭一会長)第216回特別例会が、11月25日(土)に開催され、同伴者・ゲストを含む21名が参加しました。
今年の特別例会は、クラブ会員が勤務されている大阪王将ブランドで有名な「イートアンド(株)関西工場(枚方市)」を見学させていただいた後、「大阪王将長尾店」で昼食をとり、亀岡に移動。そこから嵯峨嵐山までの渓谷16㎞を舟下りしながら秋の紅葉を楽しむという企画です。
9時に大阪駅西口をトイレ付バスに乗って出発。車中では、生田会長の挨拶から始まり、永尾副会長の「大阪王将」と「餃子の王将」の違いのお話、参加者からの一言スピーチと続くと、突然、ブラジルに出張されている寺内会長のサンパウロからの電話があり、一同感激しました。
同社関西工場では、工場の西尾さんのご案内で冷凍餃子の製造工程を見学させていただきました。工場には見学通路がなく製造ラインの間近まで近づくので、製造現場に入る前に参加者は、時計など身に着けているもので落ちるかもしれないものを外し、マスクを付けて帽子をかぶり、不織布でできたフード付きつなぎ服を着た後、粘着ローラーで体についた毛髪を取ってもらって、ようやく製造現場内に案内されました。
従業員の方々は、製品への異物混入について、とても厳しく管理されていて、つなぎ服を着る前にまずアンダーウエアにある毛髪等を粘着ローラーで除去、つなぎ服を着てから三度粘着ローラー掛けを行って製造ラインに付くとのことでした。
工場見学は、餃子の皮を作る工程からはじまりました。冷凍餃子と店舗で使う餃子の皮は作り方が違うそうです。次は餃子の具を作る工程、1回に400㎏の具が作られていました。続いて、具を包む工程、包んだ餃子を90℃以上で蒸す工程、更に-30℃で冷凍する工程を経て、最後に羽根つき餃子のパケージの工程です。それぞれの工程の検査はとても厳しく、「その程度なら大丈夫じゃないの」というようなものもはねられていました。BtoBの品質管理では、「不良率何%以下」で契約する製品もありますから、全数良品を求められるBtoCの厳しさを再認識した工場見学でした。
昼食は、大阪王将長尾店。餃子とビール最高でした。
店の前で記念写真を撮り、バスで亀岡に移動していよいよ「保津川下り」。船頭さんの軽妙なトークを聞きながら、トロッコ列車や紅葉する山々を眺め、本間代表幹事は櫂の使い方の練習をして、川下りを楽しみました。
当日は保津川の水量が少なく、通常より遅めの約1時間40分で船着き場の嵐山に到着。そこは、渡月橋を渡る人が何かを待つために行列しているように見えるほど、観光客が溢れていました。京都の観光資源のパワーを感じながらバスに乗車。車中で仁井副会長が閉めの挨拶を行い、特別例会は無事終了しました。
(幹事 山﨑康裕)
(校友会事務局=06-6368-0041)