政治学会
大規模災害対策について 島田広昭氏が記念講演
関西大学政治学会(吉田之計会長)第34回総会が2月17日、大阪「徐園」で会員38人の参加を得て開催された。
第1部総会では、冒頭、本会発展に尽くされた三木憲三顧問をはじめとする物故会員に黙祷を捧げ、続いて来賓の渡邊泰之校友会参与から祝辞を頂戴した。役員追加選任では若手勢から、法学部卒の笹川理大阪府議、西岡友和会員、政策創造学部卒の上田健司会員、内田龍之介会員を常任幹事に迎えた。
第2部では、校友の島田広昭・大規模災害対策研究機構理事(元関西大学環境都市工学部准教授)を講師に、「大規模自然災害はなぜ起こるか」と題する記念講演が行われた。災害大規模化の要因を具体的に説明された先生は、国・自治体・地域住民の連携、個々人の危機管理意識と的確な行動が必要と訴えられた。
第3部懇親会は、中野寛成元衆議院副議長の乾杯の発声で開宴し、藤本道人副会長の司会のもと、北川イッセイ元国土交通副大臣、藤井昭三顧問、さらに20歳代の校友も次々とスピーチに立った。最後は宮腰健次会員のリードで逍遙歌を合唱し、芳村公義副会長の挨拶で母校と本会の発展を祈念し散会した。
(副会長 小西秀樹)
(吉田之計法律事務所=06-6366-0781)