女子秀麗会
楽塾23「あなたの知らない京都」
京都ガイドの案内で満開の桜を満喫
桜が日本各地で、一斉に満開になってしまった4月1日、気象予報士で京都ガイドの吉村さんの案内で女子秀麗会(仁井ひろみ会長)の京都での楽塾最終回に参加しました。
まずは出町柳駅から歩いて「本満寺」へ。約600年前に創建された由緒あるお寺です。枝垂桜の見事さに圧倒された後「京都御苑」へ。ここにはソメイヨシノはありません。
ソメイヨシノは、文明開化の象徴として東京を中心に広まったとか。もともと、「花」と言えば、「山桜」で、和歌にも多く詠まれています。はらはらと散りゆく小ぶりの花びらを愛でたみやこ人。日本人の繊細な心情に思いを馳せました。
そして、最後は「幸神社」サイノカミノヤシロと読むそうです。サイノカミは「塞(さい)の神」ともいわれ、その土地を悪霊から「フサグ」→「守る」神で、猿田彦の神にもつながります。北東の鬼門・・「寅」の方角から災いが入ってくるのを、反対の方角にある「猿」が守るというお話でした。
どんな質問にも、すぐさま的確にわかりやすく答えてくださる吉村さんに感謝して、楽しく充実した2時間の京の旅を終えました。
(広報部副部長 沖中久仁子)
(仁井ひろみ=06-6922-6806)