鹿児島千里会
学徒出陣から75年
南さつま市の第47回万世特攻慰霊祭開催に協力
4月8日、南さつま市の万世特攻平和祈念館において、故苗村七郎校友(昭18大経)の発起になる第47回慰霊祭が開催され、福岡千里会白木成光会長夫妻をはじめ校友10人が参列し、鹿児島千里会(青木和博会長)では、寺内校友会長名にて生花の献花を行い、送迎バスの案内、ビデオ撮影など開催協力を行った。
苗村校友は、航空部で活躍し、昭和18年学徒出陣で旧陸軍に入隊、各地を転戦し、戦後知覧のサブ飛行場としての万世飛行場の存在を世に知らしめ、編著書『陸軍最後の特攻基地』を発刊、生涯にわたり慰霊活動を行い、祈念館の建設を提唱し展示監修者、名誉館長であった。
前述本に大西昭男学長曰く「苗村七郎氏の献身的な努力によって蒐集された遺書や写真を見て、その至純至高の珠玉の魂に感動するこころ」にふれられる祈念館にぜひご来館下さい。
なお、ここでは巽精造少尉(校友・昭17専経)、関学(剣道部副主将)上島博治少尉、早大『学徒出陣最後の早慶戦』の壺井重治少尉の遺品も拝見できます。
(時任博幸)
(青木和博=090-3195-9966)