尼崎支部
飛鳥史学文学講座受講と 史跡見学の研修ミニ旅行
尼崎支部(田中正喜支部長)では、7月8日に明日香村での飛鳥史学文学講座の受講と万葉の文化を訪ねるワンデーツアーが事業部の企画で開催され、9人が参加した。
2台の乗用車に分乗し、まず県立万葉文化館に向かった。「万葉集」をテーマにした新しいタイプのミュージアムで、ボランテイアガイドのお話と万葉の人々の生活を体感できる展示空間に、しばし万葉の世界に触れた。
次は、高松塚古墳発掘作業のスタッフや学生の施設として植田正路元教育後援会会長の多額の寄付によって建設された飛鳥文化研究所・植田記念館。その後新館などが整備され、セミナーや研修会などに広く使用されている。その食堂でお昼をいただき、図書室にて関西大学と飛鳥の歩みのビデオを見せていただいた。
続いて明日香村中央公民館で、高松塚古墳の壁画発見後の研究成果を広く社会に還元することを目的とした公開講座の501回目の「飛鳥時代の埋葬理論」の講座を聴き、飛鳥の歴史と共にこの地での関西大学の活躍を実感した。
最後は、高松塚古墳のあとに発見され、石室内の壁画で有名なキトラ古墳を見学。原寸大の石室模型の中を覗き、展示室では壁画を収蔵した状態を見学し、石室の再閉塞したキトラ古墳を地上から見て研修を終了。その後、みちの駅あすか夢販売所に寄って帰路についた。
高速道路の整備で、尼崎から早ければ1時間余りで万葉の里にタイムスリップできます。皆さんも一度時間を見つけて関西大学ゆかりの地を訪れませんか。
(広報担当部長 鳥居和久)
(モリオカ森岡米酒店・森岡修司=06-6416-6060)