神奈川支部
21人参加し「旧吉田茂邸」を散策
昭和の歴史に思いを馳せる一日に
神奈川支部(小谷正廣支部長)では、12月2日に総勢21人が参加して、神奈川県中郡大磯町にある「旧吉田茂邸」散策を実施した。
関東地方は前日まで小春日和が続いていたにも拘わらず、当日は一転して師走らしい寒さの中での散策となった。
同邸は、吉田茂が昭和19年から、その生涯を閉じる昭和42年までを過ごした邸宅で、池田隼人・佐藤栄作ら「吉田門下生」をはじめとする多くの政治家が「大磯参り」を行い、当時の皇太子殿下(今上天皇)と同妃殿下が招かれたことでも知られている。
平成21年3月に本邸が火災で焼失するも、その後、大磯町が再建し本年4月に全面開園となった。
当日は生憎曇天で、2階書斎から富士を望むことができなかったのが心残りではあったが、ボランティアガイドからの詳細な説明に耳を傾けながら、みんな昭和の歴史にしみじみと思いを馳せる感慨深い一日となった。
昼食会場では、遠路はるばる大阪から駆けつけた初参加の河内克之校友(54法)を迎えて宴も益々盛り上がった。支部を越えた校友の繋がりに心強い絆を感じつつ、来年2月の神奈川支部総会での再会を約し散会した。
(藤原ひで子・48法)
(大山惠嵩=046-897-4045)