関大大阪倶楽部
紅葉に燃える談山神社を参拝
キトラ古墳壁画体験館見学も
関大大阪倶楽部(児玉憲夫理事長)の30年度秋の総会が、12月2日に開催され、「多武峰・談山神社とキトラ古墳壁画体験館・四神の館を訪ねて」と題して、30人が奈良県桜井市と明日香村を訪問した。
午前中に訪れた談山神社では、拝殿でボランティアガイドの説明を聞いた後、当日まで開催中の名刀展を見て、その後、紅葉に染まる境内を自由に散策した。明治2年の神仏分離令により、多武峰妙楽寺から談山神社に改称されたが、世界で唯一現存する木造の十三重塔はじめ建物は寺院建築のままで、小さな祠も重要文化財に指定されているなど、歴史を感じさせる建物群と紅葉の素晴しい景観を満喫した。
校友が社長を勤める多武峰観光ホテルでの総会は、今回は議事がないため、挨拶等の後は窓を覆う紅葉を愛でながら、ホテル心尽くしの料理で歓談を重ね、恒例の斉城氏のマジックショーを楽しんだ。
午後は、明日香村のキトラ古墳壁画体験館・四神の館へ。一帯は、国営飛鳥歴史公園5番目の地区「キトラ古墳周辺地区」として整備が進められ、平成28年9月に開園した。
現地では、2班に分れてガイドの説明を受けながら、原寸大の精密な石室模型などが設置された館内を見学。続いて、壁画が剥ぎ取られた後、石室が密封され、墳丘が復元整備されたキトラ古墳を見学し、行楽日和に恵まれた晩秋の1日を満喫した。
(成岡昭二)
(校友会事務局=06-6368-0041)