女子秀麗会
第26回楽塾は京都散策の第4弾
11人が梅宮大社の梅林を訪ねる
梅のほころぶ季節、陽射しも眩しい2月24日、女子秀麗会(仁井ひろみ会長)では、第26回楽塾を"京都検定マイスター"吉村晋弥さん(「京都旅屋」代表)を講師に、おすすめの京都散策第4弾として開催し、11人が参加した。
松尾大社前を出発して、八坂神社まで続く四条通り沿いに嵐山の梅の名所、梅宮大社を目指す。左手の愛宕山の麓に五山送り火の鳥居形を見て、桂川を渡ってまもなく梅宮大社に到着。
最近は、猫スポットとしても人気だそうだ。創建は約1300年前、元は橘氏の氏神。祀られた木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)は一夜で懐妊したという伝説から、授子、安産、縁結びの神、大山祗神(おおやまずみのかみ)は酒を造り安産を祝ったので酒造りの神として知られているとか。
神苑の門をくぐると、池泉回遊式の庭のあちらこちらに紅白、ピンク、しだれなど、梅が咲き誇る。約60種600本。池の畔の茶室「葦のまろや」も詩情をそそる。早春の昼下がり、ほのかな梅の色と香りが悠久の世界に誘う、優雅なひと時を楽しんだ。
(広報部 山本淑子)
(仁井ひろみ=06-6922-6806)