東京支部
第25回若手校友情報交換会 不動産の価格形成要因を学ぶ
東京支部(堺精一支部長)では、東京丸の内の関西大学東京センターで若手校友情報交換会を開催した。
今回の情報交換会では、不動産鑑定士の山岡学様(平成2年法卒)を講師にお招きし、「何が不動産価格を決めるのか!」と題して、不動産の価格形成要因についてお話を頂いた。当日は、5人の初参加者を含め、17人での開催となった。
まず、不動産鑑定士が主に不動産鑑定評価を業務としており、どのような場面で不動産鑑定評価の依頼が行われるかについて紹介があった。その上で、駅からの距離、容積率などの公法上の制限、経済情勢、地域特性といった様々な要因が不動産の価格を決める要因となり得るものであり、不動産鑑定士は土地価格比準表を参考に不動産鑑定評価を行う旨が説明され、クイズやアンケート形式でディスカッションを行った。具体的には、基準となる土地の価格が示され、それに対して方位が南である土地、角地である土地、袋地(旗竿地)である土地、南側に墓地がある土地の価格を検討した。その結果、土地価格比準表で示されている比とは異なる意見も出て講師にとっても貴重な体験となったようである。
懇親会ではテーマに対する質疑応答のほか、近況報告などで盛り上がり、今回も有意義な情報交換会となった。
次回は、田中校友会副会長を講師にお招きし、「関西大学の歴史」(案)と題して7月5日(金)に開催予定である。多くの校友に参加していただきたい。
(常任監事:村田樹一=090-4712-7137、長坂剛人=090-5138-5361)