博修士会
第67回博修士会総会・学術講演会を開催
2019年度の総会は、7月27日(土)13時から関西大学千里山キャンパスの千里山東体育館ミーティングルームで行われた。当日、矢野秀利常務理事、前田裕システム理工学部教授・副学長・国際部長、玉置栄一校友会副会長、小谷寛子女子秀麗会会長を来賓として開催された。
総会では、物故者に黙とうを捧げ、学歌を斉唱した後、来賓の方々からご挨拶を頂戴した。その後、総会の議事に移り、会則に則って議長の北嶋会長、副議長の明神会長代理の下で、2018年度の事業報告と収支決算報告について審議され、全会一致で了承された。また、2019年度の予算案についても全会一致で承認された。
14時からは、学術講演会に移り、関西大学副学長・国際部長を務められている前田裕教授から「関西大学の国際化の取り組み」について講演していただいた。関西大学では、国内外の社会的要請や高等教育の在り方、大学間競争等をかんがみて、大学教育の「国際化」を推進している。その取り組みは「TRIPLE Ⅰ構想」や「KUGF(次世代グローバルフロンティアプログラム)に集約され、また、各学部でも独自の留学プログラムが展開されている。最近では、留学生就職促進事業にかかわるSUCCESS-OSAKA事業と同住環境・就職支援事業にかかわるCARES事業にも主導的に関与し、学内ではCOIL(Collaborative Online International Learning)型授業をいっそう発展させ、グローバル・キャリアマインドを培うCOIL Plusプログラムを進展させている。前田先生は以上のような関西大学の国際化にかかわる制度や現状等について講演されたが、留学生のケアや今後の方向性についても言及され、参加者一同、関西大学の国際化の全体像を認識することができた。
講演後、凜風館内2階ダイニングホール・ディノアにおいて懇親会を開催した。天井一夫名誉会長の乾杯ご発声の後、参加者間で歓談の機会を得た。最後は後藤安子氏に訓話を賜り、懇親の催しを終えた。
(博修士会 広報部)