物流関大会
ジャカルタ視察を開催 JKT千里会メンバーと交流も
物流関大会(会長:福田泰久センコー(株)社長)では総勢18人にて7月17日から22日の行程でインドネシア(ジャカルタ及びバリ)視察を行った。
17日に関空からジャカルタに到着、夕食を現地の日本企業駐在者で構成する「ジャカルタ千里会」のメンバー8人を加え、交流夕食会を行った。交流会の場所は日本大使館のすぐ横のザ・プラザビル高層階にある高級日本料理店「炎丸」であった。航空便が延着し1時間以上も待たせたにも関わらず、ジャカルタ千里会の皆様の熱烈歓迎を受け、有意義な交流会となった。
インドネシアは大小様々な島からなる国であるが、人口は世界4位の2億数千万、ジャカルタだけでも3,200万人以上である。人口平均年齢も28歳と非常に若く、GDP成長率も年5%超と成長している勢いのある国である。市内は高層ビルが林立する大都会であった。信仰の自由が保たれているがほぼ90%がイスラム教を信仰しているので飲酒しない。その為か日本からの輸入酒は現地では非常に高価で、ジャカルタ千里会のメンバー全員に黒霧島焼酎を手土産に持参し非常に喜ばれた。
翌18日は「タンジュンプリオル港」にて港湾視察、世界の東西の拠点港として様々なコンテナが集結している。残念ながら日本コンテナは見当たらなかった。物流関大会では過去シンガポール、タイと港湾施設の見学を行ってきたが、日本が世界貿易航路の基幹港湾に入っていない事が残念でならない。昼食は日系企業御用達の日系ホテルAXIAにて森田伸太郎社長様の現地説明及び館内案内を受け、日本食を頂く事が出来た。このホテルは現在2棟であるが、今後棟数を拡大する計画であると伺った。午後からは同行の豊田通商(株)下元一孝様の御手配にて、豊田通商(株)様の現地法人TTLC/TTNT及びIPC様の概要説明を受け、企業視察では車両の点検、点呼、倉庫内では輸入物品の仕分け及び各国向け輸出物品の管理及び出荷行程を視察見学させて頂き誠に参考になる視察となった。
19日はバリ島へ移動、現地でビラを経営されている(株)豊興の堀川社長夫妻も合流され夕食はフランス料理を味わった。
20日~21日はゴルフ組・観光組に分かれ、ゴルフ組はバリ島にある美しいチャンピオンコースのバリ・ナショナルゴルフコース及びニュークタゴルフコースでインド洋を望む絶景のコースでゴルフを楽しんだ。観光組はバリサファリ、マリンパーク、マングローブ探検、シュノーケリング等々思い出に残る観光が出来た。
その後ゴルフ組、観光組が合流し、堀川社長が経営するHKビラを見学させて頂いた。キッチン、寝室、居間、トイレ、バスそれにプールもついて一泊1万円(何人で泊まっても!)で提供頂けるビラであった。
一行はその後深夜便にてバリ・デンパサール空港を発ち22日朝全員無事に関空に降り立ち解散したが、誠に様々な貴重な体験が出来た良い視察旅行であった。
(物流関大会幹事長 大和運送(株)社長 栗尾尚孝)