機友会
創設60年記念会開催 卒業予定の学生まで総勢70人
関西大学機友会は、工学部が創設された昭和33(1958)年に機械工学科の第1期入学生110人により設立され、現在に至る。会員総数は約14,000人に達する。このたび創設60年を記念し、令和元年11月9日、大阪市北区の「ホテル阪急インターナショナル『紫苑』の間」において記念会・記念講演・懇親会を12時から開催した。
出席者は総勢70人。工学部開設時に最年少の教員として京都大学より着任され、機友会創設に尽力された下間頼一先生(93歳)を初め、かつて教員として在職された森 淳暢、樋口誠宏、北嶋弘一、中原住雄、緒方正則の先生方。また、現職の宅間正則、梅川尚嗣、網健行先生ら、機械工学科第1期卒業生から本年3月卒業予定の学生までが揃った。
記念会は物故会員への黙祷、学歌斉唱に始まり、林義夫会長(昭和42年卒)の活動隆盛に向けた力強いご挨拶。そして下間先生や機友会初代会長の長友康夫氏(昭和37年卒)による、学科開設当時の学生生活の懐古談に花が咲いた。
記念講演会は「関西大学機械工学科の現状と今後について」と題し、梅川尚嗣氏(昭和61年卒)を講師に迎えた。機械系学科の学舎や教職員の変遷について、緻密に調べられた記録をもとに、写真を交えて興味深いお話しをいただいた。
懇親会では、卒業年ごとにかたまらず、上は80歳から下は21歳まで、歳の差や時代を超えた交流が行われた。その熱気は、記念会終了後の二次会に過半数が参加するほどに及んだ。
記念会の締めは柳澤民紀氏(昭和47年卒)の名リードのもと、円陣になり肩を組んでの逍遙歌大合唱で大団円となった。
機友会は、毎年千里山キャンパスで開催される校友会行事「ホームカミングデー~スプリングフェスティバル」に合わせて定例会を開催している。今年4月5日(日)は、2年ごとの定時総会を11時から学内の教室で開催する。
詳細は60年記念会とともに、本会ウェブマスターの坂田信雄氏(昭和52年卒)が管理する機友会ホームページhttp://kandai-kiyu.sakura.ne.jp/ に掲載されています。ぜひご覧ください。
(幹事長 緒方正則(昭和48年卒)ogata.world@gmail.com)