2011年、職域会としてスタートしてから満10年を迎えた。設立総会から数えると第11回総会となり、ホテル阪急レスパイヤ大阪にて45人が出席して記念総会を開催した。
緊急事態宣言下、感染予防に万全を期し、言動に充分な配慮を行うよう幹事の長栗尾尚孝がアナウンスしての開会となった。鬼籍に入った6名様への哀悼の意を表し、黙とう。学歌拝聴、田中義信会長はじめ7人の来賓紹介の後、福田泰久会長が挨拶。「コロナ禍にもかかわらず、参加いただいた皆様に感謝する。昨年は事業を何一つ出来なかったが、本年は出来る限り実施する。日本の人口は将来1億人割れが予想され、業界は多難な時代を迎える。1社では解決出来ない。当会は親睦が主体になっているが、研鑽を積み、時代の先駆的役割を担える事業を立案し、互助の精神が必要である」と述べ、議事に移った。第1号議案事業報告から第2号議案収支決算、第3号議案本年度事業計画を異議なく承認した。
来賓の田中義信会長が、祝辞と関西大学並びに校友会の現状と今後の事業を話され、大阪府トラック協会会長の中川才助様より祝辞を賜った。講話は、同協会専務理事滝口敬介様より、標準運賃の届出の必要性と、荷主の理解を得られる今こそ運賃交渉をすべきだということ、生き延びる為に標準運賃を活用すべきとの内容であった。
報告事項では、流通研究社北居学常務から、『記念誌』発刊の経緯及び本日配布完了したことなどが紹介された。また、23,000社に配布している『月間マテリアルフォロー』誌に、毎号物流関大会NEWSが掲載されている事も報告された。センコー上村和夫常務から、7月13日~15日に行う物流視察会の内容が発表された。
第一部総会の後は食事会。ディナー形式でのイタリアコース料理、残念ながらノンアルコールでの乾杯となった。発声は校友会事務局長の森茂実様。食事は密を避け、マスク会食で席移動も制限するなど、感染予防を徹底。アトラクションは常議員の古屋敷博文様のギター、サックス、ベースのジャズバンド3名様がポピュラー曲を見事に演奏された。御礼は谷康司校友会副会長から述べ、寸志並びに手土産を渡した。
今回は初参加者も多数いたので自己紹介を頂き、藤原輝之当会副会長の閉会挨拶、祝いの大阪締めで閉会。最後に全員で記念撮影を行い、終了。総会関係資料、記念誌、記念品を手に家路についた。コロナ禍でのさまざまな感染予防対策要請に基づき、粛々たる中で物流関大会設立10周年記念総会は成功裏に終えた。
【記:幹事長 栗尾尚孝】
※集合写真は撮影時のみマスクを外しております。