活発な支部活動

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経済人クラブ
大阪市中央公会堂大会議室で 大学昇格100年記念講演会開催

大学昇格100周年記念講演会が大阪市中央公会堂大会議室で開催され、校友ゲストを含む31人の方々にお集まりいただきました。学歌斉唱に始まり、永尾俊一会長より開会のご挨拶及び、校友会副会長の田中義昭様より「私が見た大津事件(湖南事件)」というテーマでご講演をいただきました。
1891年、訪日していたロシア帝国皇太子・ニコライを、警備にあたっていた警察官の津田三蔵が突然切りつけ、負傷させた暗殺未遂事件である大津事件(湖南事件)について、大変詳細にわたり、分かりやすいご説明がありました。
当時強国だったロシアの皇太子を小国の日本が襲撃したとして、日本の政府は報復を恐れ、司法に対し大逆罪によって死刑を適用するよう働きかけました。しかし、現在の最高裁判所長官にあたる児島惟謙(本学の前身である、関西法律学校創立者の一人)は、司法の独立を守るとして政府の圧力に反発し、無期懲役の判決を下したということでした。
実際に田中義昭様が訪れられた土地の写真や資料などからご自身の考えなどを交え、熱く語られました。また、関係する人物についても詳細にお話しいただき、相互の関係性や時代背景なども理解することができ、当時のことを思い浮かべ想像しながらとても興味深く楽しく拝聴しました。最後に谷副会長より謝辞をお伝えし、終了となりました。
講演会終了後、中之島ラブセントラルバーベキューテラスにて懇親会を開催。ご来賓の前田裕学長からご挨拶を、池内啓三前理事長には乾杯のご発声をいただいてスタート。参加者の皆さまには一言ずつちょうだいし、終始和やかに大変盛り上がりました。暑気払いとして屋外でのバーベキューでしたが、川沿いということもあり気候も穏やかで、最後まで気持ちよく楽しめました。
次回、第235回例会は9月12日に開催予定です。

楠 隆夫(平9年工学部卒)
(関大パンセ・向井06-6368-1974)

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