活発な支部活動

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物流関大会
マレーシア研修視察旅行 4年振りの海外視察を実施

毎年、海外視察を行ってきたが、コロナ禍のため国内視察に切り替えていた。今年は4年振りに海外視察を実施。行先はマレーシア、大阪発と東京発及びシンガポール発に分かれ、総勢25人の参加を得て、7月12日~16日の旅行となった。
大阪組18人は12日午前8時に関空集合、マレーシア航空カウンターでチェックインを済ませ、2階の「たこ昌」にて朝食のたこ焼きとビールで結団式を行い、MH53便クアラルンプール着、バスにてインターコンチネンタルホテルに到着。時差は1時間、午後8時からホテル内の北京料理レストランにて全員集合し、懇親食事会を行った。海外校友会のマレーシア千里会の釈迦戸功会長にもお出でいただき、マレーシア事情もお話しいただいた。

マレーシア千里会は、現在、会員6人のようで、増員をめざして頑張っているとのこと。当会福田泰久会長(センコーグループホールディングス社長)からは「これだけの多くの校友が参加してくれてありがたい。先日、芝井敬司理事長が"少子化の影響で日本の大学経営は非常に厳しくなる。無試験になる可能性もあるし、統廃合の可能性もある"とお話されていた。こうして海外に出ると、日本にいてはわからないことも学べるし、日常英語はぜひ習得したい」と話があった。初参加者として東北福島支部の松永支部長の令夫人の江里様、経営されているシージーエム福島の経営企画部長大隅敦子様の女性2人も参加され、花を添えていただいた。校友会からは副会長の芋縄隆史様、シンガポールから美林浩由様に挨拶をいただいた後、当会藤原輝之副会長の「大阪締め」で中締め。大いに盛り上がり、初日を終えた。

2日目の13日は8時30分より全員が2件の視察研修に出かけた。初めにポートケラン港の港湾施設を見学。豊田通商グループ会社の代表の藤本和弥様と役員の島田剛様の案内で広大な施設内をバスに乗ったままで説明を受けた。第1倉庫群がD1~D4、新倉庫D5~D7、コンテナ数が膨大、コンテナバースではコンテナ船への積み下ろしを見学した後、ホールにて概要説明を受けた。通貨はリンギット、人口3,300万人、マレー系はイスラム教で約6割、中国系、インド系で構成する。マレーシアには現在1,230社の日系企業が進出している。記念撮影の後、一行は飲茶レストランで昼食をとり、次の見学地であるレンゴーパッケージングに向かった。同社はクアラルンプールから近いシャーラム地区の工場団地内にある。到着すると、大西洋史社長自らの歓迎を受け、工場内会議室でレクチャーを受けた。大西社長は、今回同行の日東紙器木野田社長と旧知の間柄で関大経済学部卒の校友である。日本人は社長、副社長(女性)、役員の生産部長の3人で400万平米の工場に145人(内女性41人)が勤務するレンゴーの100%子会社である。段ボール箱の種類(A・B・W)の説明を受け、同社からいただいたレンゴーマレーシアの帽子を被り工場内の見学を行った。原紙からシートを作り、印刷機、裁断に至り、段ボール箱が完成する工程を学んだ。水害対策の施設も見学の後、同社前にて記念撮影の後、一行はペトロナスツインタワーへ向かい記念撮影。夕食はマレー料理。豊田通商様からは現地法人社長の荘司憲一社長様、役員の岡本正様も参加いただき有意義な会食となった。食事後はセンコー様が日本からの輸出を担当されている現地のドン・キホーテ店を見学した後、2日目が終了。

3日目の14日はゴルフ組と観光組に分かれての行動。ゴルフ組は6時45分に4組15人が名門テンプラーゴルフ倶楽部に向け出発。同ゴルフ場は日本のプロゴルファー尾崎将司氏の監修で、日本人が数多くプレーするゴルフ場で知られている。名物の巨大岩と猿が生息するゴルフ場である。キャディは日本語が堪能で全く言葉の不便はなく、2人乗りのカートでキャディはゴルフバックがのせてある後方で立乗りスタイルであった。日本より涼しく、過ごしやすい天候で、美しい景色の18ホールをスルーで回り、風呂で汗を流した後、レストランで遅い昼食と表彰式を行った。観光組は7人でマラッカへバスで移動。青雲亭寺院・オランダ広場・スタダイス・セントポール教会・サンチャゴ砦・ジョンカーストリートなどを散策、昼食のニョノネヤ料理を取った後、プトラジャヤ観光にてピンクモスク・総理府・首相官邸を訪問。両組がホテルで合流し、別のホテルにある日本料理店「勘八」で食事。乾杯の発声は山中眞吾氏が行い、以前3年ほどマレーシアで過ごしたが、様変わりする程に都会化したとのこと。食事後はバスにて途中で下車しカラオケを楽しむ面々、街の散策、買物に出かける方々、疲れてそのままホテルに帰る人と別れたが、それぞれのクワラルンプールの夜を楽しんだ。

最終日の15日もゴルフ組・観光組に分かれて行動。ゴルフは19人参加、豊田通商の藤本様、島田様、マレーシア千里会の釈迦戸会長も参加いただき、昨日と打って変わり猛暑のなか、パームガーデンゴルフクラブを18ホールスルーで回り、シャワーの後、ビールが旨い遅い昼食を取り、事前申告のオネストジョン、隠し4ホールで表彰式を行い、玄関前で記念撮影しホテルへ。観光組は6人にてバツ―洞窟・王宮・国家記念碑・国立回教寺院等を和気藹々と回りホテルへ帰り、午後5時にレイトチェックアウトし、クアラルンプール空港へバスで向かう。途中の中華レストランLOON SINGの個室で最後の夕食。会計担当の小澤氏の解団挨拶の後、クワラルンプール空港で全員チェックイン、機中泊にて無事に各々の空港に翌日早朝に到着。有意義な思い出がたくさん詰まった海外視察ができた。
幹事長 栗尾尚孝 記載

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