晩秋の11月30日、「美術鑑賞とグルメの会」を佐倉市のDIC川村美術館にて開催しました。
館内に入って直ぐ目につくのはルノワールの作品「水浴する女」、巨匠の大作に目を奪われました。それに続く部屋ではレンブラントの「広つば帽を被った男」と対面。更にはモネ、ピカソ、シャガール、カンディンスキーなどの名作の数々に圧倒されながら時空を超えた至福のときを過ごしました。
まさか県内の身近な場所でこのような名作群を観賞できるとは・・・一同驚き!加えて紅葉に映える庭園と白鳥が優雅に泳ぐ池の景色も一幅の名画のようでした。
暫し庭を散策後は付属のレストランへ直行。イタリア料理のフルコースに舌鼓をうちながら名作とお互いの近況について語り合いました。
快晴温暖の日長を参加者一同楽しみ、又の再会を約し散会しました。
幹事 熊本 一夫(昭45商)
2023年11月アーカイブ
2023年(令和5年)11月27日、関西大学経済人クラブ創立60周年記念 第240回例会が執り行われた。
会場は、ホテル阪急インターナショナル最大の宴会場「紫苑」の間。入口ではウェルカムボード&フラワーが華やかにお出迎え。御来賓・会員・現役学生・ゲストを含む総勢233人が集い、盛大な祝典の幕開けとなった。
定刻18時、会場前スクリーンに映し出されたのは60周年記念ムービー(digitive 松永昂大氏作)。
関西大学経済人クラブ創立(1963年)から60年間の歩みのなかで、第11代学長・総理事の山岡順太郎が提唱した「学の実化」の精神が受け継がれていること、そしてその「学の実化」の申し子として拡大・発展をし続ける想い、新ロゴマークの発表など......経済人クラブのこれまでから今、未来へと繋がる希望に満ちたオープニングムービーでスタートした。
FM802 DJの樋口大喜氏と当会員の岡美里氏により開会宣言、司会進行が行われた。
会員の鹿田淳子氏、岡田光莉によるお箏の伴奏(歌主導 柿本幸平氏)で学歌斉唱の後、第9代会長 永尾俊一氏の会長挨拶へと進行。
今回のテーマは『みるもの、聞くもの、食べるもの、触るもの全て関西大学』と、式典で催される関西大学卒業生のアトラクションや、提供されるお食事・お土産の品・サービスを紹介した。また、実社会で活躍する経済人の研鑽と懇親の場として、今後も更なる発展連携をめざしていくと参加者に発信した。
来賓を代表して、芝井敬司理事長、前田裕学長、田中義信校友会長よりご挨拶。続く顕彰では、9人に感謝状が贈られた。
鏡開き・乾杯には西條合資会社の天野酒が準備され、代表の西條陽三氏が口上を、当クラブ名誉顧問 寺内俊太郎氏が乾杯挨拶を務めた。
祝杯を交わし、イベント企画・お食事・歓談タイム。
会場右手に設置されたシャンパンタワーには、株式会社河内ワイン代表 金銅重行氏によってスパークリングワインが注がれた。
お祝いのビデオメッセージが流れ、フィギュアスケーター 高橋大輔氏、アナウンサー 宮根誠司氏、歌舞伎役者・俳優 片岡愛之助氏など、関西大学関係者の各業界著名人11人が華を添えた。
ステージイベントでは、藤本真希氏による沖縄ミュージックパフォーマンス、吉本芸人ガクテンソクによる漫才、そして若手会主催の大抽選会は会員メンバー25社から73品目の協賛品が贈られ会場を盛り上げた。
最後に、参加者全員が肩を組み逍遙歌を斉唱。
芋縄隆史副会長による挨拶で閉会となった。
~Behind Story~
今回の60周年記念例会にあたり20人の実行委員メンバーが集結。2023年7月4日(第一回実行委員会)〜当日の11月27日まで、互いに意見を交換しながらコミュニケーションをとり企画・制作を密に進めてきました。迎えた当日、盛会に終わり、メンバーそれぞれの晴れやかな表情がとても印象的でした。同じ目的に向かって共に考え創り上げることでより強い絆が結ばれたように感じたプロジェクト期間になりました。
令和2年 社会学部卒
幹事/岡田光莉
2023年11月23日にホテルアジール奈良でご来賓11人にお越しいただき、生駒支部総会が支部会員12人で開催された。
開会のことば、学歌斉唱などに続き、ご来賓を代表して、校友会仁井副会長よりご祝辞をいただいた。
そのあと、今総会までの1年間に入会された川上仁瑞さんを紹介して総会がはじまった。
第1部総会では全ての議案が承認された。
第2部懇親会が始まる前に、事務局工藤氏から関西大学の新学部開設とそのキャンパスについてのご紹介があった。また2024年1月21日に河内近隣支部新年互例会が開催されることを、幹事支部を代表して富田林支部森岡支部長にご紹介をいただいた。
そして懇親会がはじまった。司会は前年同様校友のリスナップさんにお願いし、役員で準備した奈良名産品などの抽選会をしながら、参加者の近況などもお話しいただき、楽しい時間を過ごしました。
那覇市国際通りのパームロイヤルホテル那覇において、沖縄支部総会を開催しました。今回は、コロナ禍によるやむを得ない休会を経て4年振りの開催で、山上支部長就任後初めての支部総会開催でしたが、福岡千里会から井上副幹事長様、校友会本部から村上組織部副部長様、奥田事務長様にご出席いただき、総会を盛り上げていただきました。
久しぶりの総会となりましたが、参加者は互いに近況を語り合うことができ、いつもの楽しい懇親となりました。
今回は、初めての会場で、2次会は、ホテル内のプールサイドバーで行いましたが、「沖縄らしくてよいじゃないか」という声をご来賓や校友の方々からいただきました。さらに多くの校友が参加していただけるよう、これから校友皆で沖縄らしい支部活動を盛り上げていこう、と決意を新たにして、久しぶりの校友会総会が無事終了いたしました。
(ご報告 沖縄支部 幹事 昭和63年商学部卒 根橋弘行)
去る11月18日(土)午後6時より大阪キャッスルホテル6階において、第63回司法書士関大会定時総会並びに懇親会が行われた。
当日は、関西大学より矢野秀利専務理事、大津留智恵子副学長、校友会田中義昭副会長をはじめ、関大法曹会、公認会計士関大会、関西大学会計人会、社会保険労務士関大会、関大不動産鑑定士クラブ、さらに友好団体として、応援団OB長柄会のご列席と法政大学より法政司法書士会野中政志会長、2007年法学部入学の落語家月亭遊真さんの総勢約50人の参加を得て開催された。
総会は、井上利博副会長の開会の辞で始まり、学歌斉唱、物故者への黙祷の後、中谷豊重会長の挨拶があった。中谷会長の挨拶のなかで、長年本会に貢献していただいた大藪会員が14日にご逝去された旨が述べられ、会員一同が故人の生前を偲びました。令和5年度の司法書士試験の合格発表を受け、経験豊富な合格者達が仲間になる心強さも述べられた。
次に、会則の規定に従い南支部曽我創児会員が議長に選出され、議案審議が行われ、提出議案の全てが満場異議なく、原案通り可決承認された。
続いて、来賓を代表して、矢野秀利専務理事、大津留智恵子副学長より、本総会への祝辞をいただいた。そのなかで、吹田みらいキャンパスの開設、15年振りとなる新学部創設が述べられ、会員一同が母校の発展に感銘を受けた。その後、席を移して、即席の寄席が設けられ、月亭遊真さんによる落語を会員一同が楽しんだ。寄席の興奮も冷めやまぬなか、塩田貴美代相談役の発声で乾杯し、和やかな懇親の場に移行した。
宴もたけなわになり、校友会田中義昭副会長より祝辞が述べられ、関西大学創生の歴史を語られた。その後、今回、法政大学より初めて参加していただいた法政司法書士会野中政志会長より祝辞が述べられた。そのなかで、母校ならびに司法書士の発展を願う旨が述べられた。その後、久保進応援団OB長柄会副会長のリーダーにより逍遙歌を全員で合唱し、谷嘉浩副会長の閉会の辞でお開きとなり、盛会裏に幕を閉じた。
(幹事 山元秀朋)
令和5年11月15日(水)に関西大学福岡経済人俱楽部が発会。
平成22年11月に発足した関西大学OB懇話会を関西大学福岡経済人俱楽部と名称変更し、組織の再編と今後の展開を検討し、関西大学福岡千里会の後援組織として、この度の発会を迎えるにいたりました。
JR博多シティ 四川飯店博多で行われた設立総会と祝賀会には、田中義信関西大学校友会会長、池内啓三学校法人関西大学相談役、前田裕関西大学学長、永尾俊一関西大学経済人クラブ会長、小林亮介関西大学東京経済人俱楽部会長代理、背尾直彦関西大学中部経済人クラブ会長、中尾優司関西大学東北経済人クラブ副会長をはじめ、多くの来賓にご出席いただきました。
また、大阪・東京・中部・東北から遠路たくさんの方々がお祝いに駆け付けてくださり、心暖まる祝意を賜り、新しい門出に相応しい総勢47人の盛大な発会式となりました。
今後の経済人クラブの全国展開とそのネットワーク化が期待されます。
設立総会では、事業計画、予算案、会則などについて審議事項が満場一致で承認され、正式に決定しました。
祝賀会は、学歌斉唱で始まり、白木成光代表理事・会長(昭52院修会)からの熱い挨拶と来賓の祝辞をいただきました。来賓及び校友にスピーチをいただき、渡辺美敏特別顧問(昭48法)による閉会の辞、最後は竹永健二郎名誉相談役(昭34商)による博多手一本で、祝賀会を締めくくりました。
多数の校友の協力をいただいて発足した新しい校友組織、関西大学福岡経済人俱楽部は、九州・沖縄から新しい風をおこして関西大学校友の親睦を深めるとともに、母校の発展に寄与するために努力を続ける所存でありますので、どうぞよろしくお願いいたします。
コロナ5類移行後の令和5年11月11日(土)に福山市の福山ニューキャッスルホテルで令和5年度「備後支部総会」を開催しました。参加者はご来賓4人と校友46人の総勢50人でした。
校友会本部から田中義昭校友会副会長、事務局工藤竜太様、そして近隣からは広島支部の菊田邦彦副支部長、岡山支部の寺尾通宏副支部長にご臨席をいただきました。
総会議事では、代表幹事の交代と規約の変更が報告され承認されました。
田中義昭校友会副会長からは明治22年9月に関西法律学校第1回卒業生に渡された「卒業證書」についてお話しいただきました。記載された教師の先生方が素晴らしいと解説していただき、その関西大学を卒業された皆さんも胸を張ってご活躍いただきたいと励ましてくださいました。また、機会があればぜひ今の関西大学を見に来てください、その変化にびっくりしますよと仰っており、関西大学は毎年進化を続けているようです。
懇親会では、乾杯の音頭を校友会事務局の工藤竜太様にお願いしました。その際に、大学昇格100周年記念本『学の実化』を紹介され、お土産として10冊ご提供いただきましたので当日の希望者に差し上げました。
また、地元校友がシナリオを描いた伝記漫画本「栄久庵憲司の世界」の出版報告があり、その販売がますます広がることが期待されます。
参加校友の全員が短い自己紹介を順番に行いました。少しでも多くのことを知りあえることが仲よくなる第一歩です。その後のフリータイムでは名刺交換や歓談でいつもと同じように盛り上がっていました。
最後は新代表幹事の指揮で肩を組んで「逍遙歌」を大きな声で歌いました。
来年は、三原市の「三原国際ホテル」で開催します。ぜひご参加ください。
(元代表幹事 加納久徳)
令和5年度の総会は、11月11日(土)4年振りにJR新山口駅前の山口グランドホテルにおいて、本部から谷 康司副会長、村上 晋事務局員をお迎えし、近隣支部から福岡千里会 大西宏治会長、広島支部 長 敏伸支部長、北九州支部 西原正人支部長、大石義雄副支部長にもご出席いただき、山口グランドホテルの代表取締役社長の臼渕篤史校友(平成16経卒)を含む校友26人、ご来賓6人出席のもとに開催されました。今回は、今年4月に山口4区から故安倍晋三元首相の後任として立候補し見事当選された吉田真次衆議院議員(平成20法卒)も出席され、近況などをお話しされ貴重な時間を共有することができました。
さて、午後6時30分から開会した総会では、山縣昴亮幹事(平成23政策創造卒)の司会により、宗岡益次郎副会長(昭和44商卒)の開会の辞、松本直樹校友(平成4修会卒)の指揮による校歌斉唱、物故者への黙祷の後、藤井宏紀会長(昭和39法卒)から挨拶があり、続いて来賓の谷 康司副会長の挨拶に移り、大学の近況等の説明がありました。次に、議事に移り藤井会長より事業報告、金光 徹会計担当幹事(昭和47経卒)が会計報告を行ない、林 真司監事(昭和55法卒)の監査報告後、原案どおり承認されました。更に、令和5年度事業計画案が承認され、役員改選では下記のとおり執行部案が承認されました。
会 長 小野貴也(平成9商卒)
副会長 下瀬豊晴(昭和45法卒)、宗岡益次郎昭(昭和44商卒)、井上哲也(昭和62社卒)、山本茂利(昭和45法卒)、宮本治郎(平成3社卒)、石井 恂(昭和43商卒)
監 事 齊藤敏枝(昭和51商卒)、林 真司(昭和55法卒)
なお、藤井宏紀会長は平成21年から本年までの14年間の任期をもって退任となりましたが、その際、小野貴也新会長からサプライズで純米大吟醸磨き2割3分の「獺祭」1升瓶(1.8ℓ)桐箱入りが贈呈されました。
最後に井上哲也副会長(昭和62社卒)の閉会の辞をもって総会はすべて終了しました。
総会終了後、記念写真を撮り懇親会に入り、司会は総会に引き続き山縣昴亮幹事が担当し、福岡千里会大西宏治会長の挨拶に続き村上 晋事務局員の発声で乾杯して会食、懇談へと移りました。
食事も一段落した後、衆議院議員の吉田真次校友から近況報告があり、更に各地の来賓の方々から持参していただいたお土産を、ジャンケン大会で勝った校友に手渡されました。また、今回初参加の校友3人に登壇してもらい、それぞれコメントをいただいた後、大学昇格・千里山学舎開設100年記念誌「学の実化」を進呈しました。
午後8時50分に元応援団長の松本直樹校友に再び登壇してもらい、松本校友の指揮のもと参加者全員による逍遙歌斉唱を行い、最後に、いきなりの指名で戸惑っておられましたが快くお引き受けいただき、下関支部の福井 理校友(昭和43法卒)による万歳三唱で懇親会を締めくくりました。
最後に参加者全員に「獺祭」を1本ずつ持ち帰っていただきました。
なお、総会前の役員会で今回司会を担当した山口支部山縣昴亮幹事が幹事長に、周南支部の井上佳明幹事(昭和55応化卒)が会計担当幹事に就任することが内定しております。
(藤井宏紀:記)
(事務局 会長 小野貴也 電話番号0835-21-5511(株)ヴァン内)
平野支部総会が都シティ大阪天王寺にて開催された。
開会の辞、物故者黙祷に続き、応援団OB長柄会副会長・川口照治様の裂帛の気合、指揮による学歌斉唱で総会はスタートした。
第一部総会に続く第二部は、松原市文化財保護審議会会長でもある松原支部西田孝司支部長による講演。主たるテーマは「河内の中の平野」であったが、4ページに亘る資料をもとにお話の範囲は河内から摂津、そして畿内全域にまで及んだ。
第三部懇親会に先立ち、来賓の池内啓三相談役、前田裕学長、田中義信校友会会長より祝辞とともに母校の近況ご報告をいただき、朝倉満校友会参与の乾杯のご発声により歓談へと続いた。ここでは今年も現役チアリーダー・CLAIRSによる若さはじける素敵な演舞が披露された。平野支部では現役学生、OBの活動の支援を行っている。CLAIRS、そして平野区・摂陽中学校で道場責任者として日本拳法を指導する宮崎文雄副支部長に長谷川孝夫支部長より目録贈呈が行なわれた。
さて、宴たけなわのなかサプライズ。翌週に入籍を控えた当支部・野村真利菜副幹事長と家族会員として初参加の福島県在住のフィアンセ木幡裕介さんに支部長より花束と記念品が贈呈された。末永くお幸せに。会場はそんな思いを込めた温かい拍手に包まれた。
やがて、応援団OB長柄会常任幹事・濱田健一様指揮による逍遙歌合唱で令和5年度平野支部総会は大団円を描き、お開きとなった。
(長野隆哉)
鹿児島千里会(時任博幸 会長)令和5度「校友の集い・懇親会」は、11月11日、4年振りに鹿児島市 ホテル・レクストン鹿児島において、本部から田中正喜副会長、中西正樹事務局員をお迎えして、それに交流の同志社大学校友会 上和田卓也副会長、同志社同窓会 中塚洋子会長、立命館大学校友会 川窪宏一副会長にもおいで頂き、初参加の上村龍生校友(昭52工)曽於市議会議員・文教厚生常任委員会委員長を含む校友17名と、ご来賓5名様の出席のもと開催されました。
川路卓朗副会長(昭55経)の司会のもと物故された校友に黙祷のあと、学歌斉唱、日高光浩副会長(昭54商)が4年ぶりに開催できたことが喜びですと開会挨拶をしました。
議事では時任会長より事業報告と、福永正守会計幹事(昭53社)よりの会計監査報告がなされ、次いで令和6年度より会則の「年度始期を4月1日に戻す」ことが.賛成多数で了承されました。
懇親会に先だち、来賓の田中副会長様よりの挨拶では、直近阪神の優勝、野球部の関西学生野球リーグで優勝報告、今日は万世特攻平和祈念館に行き(後述あります)、昨年の大学昇格100年式典の様子、2025年4月開設に向けて新学部「ビジネスデータサイエンス学部」の準備中であること等の報告を頂き、母校の変貌の様子に耳を傾けたのでした。
司会は福永校友に替わり、中西様より地方支部を強化したいと、力強く乾杯の挨拶を頂き懇親会に移り、ご来賓の中塚会長様は28年前の阪神淡路大震災以来の交流で、関西で青春時代を過ごした者同士、お話がとっても楽しいですねと挨拶され、校友スピーチでは、近況とそれぞれの時代背景の学生生活の様子が、意欲的に語られ楽しいものであり、とりわけ地村忠彦校友(昭54経)のオペラ協会での活動している報告から、即興の「カルメン闘牛士の歌」独唱に至り、会場はやんや拍手喝采でありました。
時の過ぎるのも忘れ宴もたけなわ、集合写真撮影のあと、応援団でならした田中副会長様にお願い申し上げ、with迫力演舞のもと、高らかに逍遙歌を謳い上げ、そして岡村利治副会長(昭48社)は苗村七郎校友のことを理解してほしいと合わせて述べ、閉会の挨拶としました。
さらに当地における最後は、恒例池田豊顧問(昭48社)の、薩摩示現流における気合い「チェスト」で締めくくったのでありました。
田中副会長様の挨拶の補足です。
本日、時任会長の案内で南さつま市の万世特攻平和祈念館を慰霊訪問、慰霊碑に献花を致しまして、生涯にわたり慰霊活動に尽力し祈念館の建設を提唱し、名誉館長であられた苗村七郎校友(なえむら ひちろう 昭18大経)の業績にふれ、そして、かき(木へんに者)畑耕一学芸員様より特攻散華された校友巽精三少尉(たつみ せいぞう 昭17専経)の様子を聞き深く感銘を受けました。
新型コロナ禍の為2019年10月5日以来4年振りの開催でしたので、以降を簡単に記します
2020年2月3日クルーズ船ダイヤモンドプリンセス号横浜港到着を横目に、2月8日、ジェイドガーデンパレスにての役員会は8名が出席し、10月24日総会開催を決定し同会場の予約をしました。
この時点で新型コロナがその後どのように自分らに影響してくるか、予想だに出来ません。
3月13日に緊急事態宣言が出され、恒例の社会連携事業、第49回万世特攻慰霊碑慰霊祭協力事業は、主催者より参列中止要請があり事業中止としました。
ご多分に漏れず当県では7月初め、天文館の人気ショーパブでのクラスターが発生し社会的不安となり、そして離島を含め県内の施設・病院でもクラスターが多数発生しました。
さらに総会予定会場も閉鎖するとの通知を受け、役員へのアンケートを実施して半年先にせまった総会は、中止と決定致しました。
なお、2021年、2022年については、ご存じの通り到底開催出来る状況ではありませんでした。
この間にコミュニケーションツールとして「千里会通信(チェストつうしん)」を発行し、郵送420件と『關大』への折込160件を行っています。
2021年度年会費の半分を「新型コロナに係わる緊急学生支援金」としてするべく案内し13名の校友の方よりの13,000円を大学への募金としました。
校友会HP 社会との交流と連携 「23.04.23鹿児島千里会 万世特攻慰霊祭の挙行に協力 開館~慰霊戦記から30年」も合わせてお読み頂けたら幸いです。
(会長 時任博幸 昭50商 記)
物流関大会は2023年11月10日~11日、恒例のクレフィール湖東において研修会、懇親会、ゴルフ会を行った。研修会は10日14時、参加者29人、川上秀之幹事(センコー保険社長)の司会で開会となった。まず全員で学歌斉唱をし、福田泰久会長(センコーホールディングス社長)は「大手物流会社は減収減益が多いがセンコーは堅調である。しかし各拠点に予備車があるなど荷動きは悪い。人件費の上昇と輸送原価も上がり厳しさに変わりはない。2024年問題は業者8割が説明を受けているが、運転手迄説明している会社は少ない。運転手は給与が減少する、無理な運転を強いられるなど不安がある。何年も言って来たが、ようやく来年4月から外国人運転手の採用が可能になるようである。日本語習得、免許証、事故防止が問題である。パートの103万規制は上限を上げるべきである」と挨拶された。
研修は
1)「中国EC物流の現状とマテハン・システム紹介」についてGINFON取締役営業部長の蔡昂氏(2016環境都市工学部卒)が中国は14億の人口で皆宅配をするので10年前はコントロールが出来なかったが、現在はマテハン仕分けシステムが進み飛躍的な改善が進んだ。宅配サービスは2050年には世界100億個以上、日本は1億個を切ると予想される。GINFON社は蘇州に本社を構え、シンガポールにも工場がある。日本には未だ納入が無いが今後開拓してゆきたいと述べた。
2)2024年問題は「トラック運送業の時間外労働削減」と題して、第一法規から出版された書籍(物流関大会福田会長寄付金より購入し参加者全員に配布)を基に、社会保険労務士オフィスきよみ代表石原清美氏(2022大学院ガバナンス研究科)が早朝の運転手勝手出勤は出勤時間の指示と点呼している事が条件であるなど細かい注意点も指摘された説明となった。
3)「国交省認定および全ト協助成金対象タブレット1台で自動点呼できます!」を(株)ウイズの常務執行役員魚住圭一氏と森田衿佳氏が行い、支局への届出は必要だが、運行管理者不要の認定機器として紹介頂いた。現時点では終業時にしか認められていないが、来春には始業時にも使える改正があるとの事であった。以上の3研修を終了後、栗尾尚孝幹事長(大和運送社長)から初参加者2人を含む4人の紹介があり、記念撮影を行い研修の部が無事終了となった。
懇親会はクレフィール湖東2階の会場で18時より開始した。乾杯の発声は藤原輝之副会長(藤原運輸社長)が行い宴席の開会、東京で公務が長引いていた三木圭恵衆議院議員(社会卒)も加わり、名刺交換、情報交換、懇談などを行いながら飲食に舌鼓を打ち有意義な時間が過ぎ、中締めを上村和夫副幹事長(センコーホールディングス常務執行役員)が行い、藤原副会長の大阪締めで散会となった。その後同所の離れにある「あけくれラウンジ」にバスで移動し、カラオケに興じた後、ホテルに帰り宿泊就寝となった。
翌日は朝食後、7時15分発でセンコー経営の「蒲生ゴルフ倶楽部」で13人のメンバーにてゴルフ会を行った。前夜の深酒にも関わらず、皆さん「関大魂」を持つ強者ばかりで寒空を吹き飛ばす楽しい有意義なゴルフで締める事が出来た。
(幹事長 栗尾尚孝 記)