千葉支部
芸術の秋を堪能!
千葉支部では、去る11月15日に「美術鑑賞とグルメの会」を開催しました。今回は、東京都美術館に所を移し、「田中一村展」"奄美の光 魂の絵画"を鑑賞しました。一村は幼少の頃より才能を発揮。東京芸術大学に入学するもわずか2ヵ月で退学。同期生には東山魁夷など巨匠がいました。退学後は質素な生活のなかで美の世界を探求しました。精緻な筆遣いと多彩な色合いの作品には魂を揺さぶられます。
千葉在住時代に描いた"白い花"(写真添付)は公募展にも入選しました。その後、50歳を境にして奄美大島に移住。奄美の自然に魂を大きく昇華させ、極貧のなかにあっても新境地を開き作品に新たな生命を吹き込んでいます。数ある作品群のなかでも"アダンの海辺"(写真添付)の前には人垣ができていました。
作品数は300点にも及び一村ワールドを参加者一同で堪能。鑑賞後は会場近くの銀座ライオンで美味しいランチを味わいつつ感想を語り楽しい懇談のひとときとなりました。
幹事:熊本 一夫(昭45商卒)