ロサンゼルス千里会国際インターンシップで参加学生との交流会を開催 2013.08.06 大学の国際インターンシップの開催に併せて、この度ロサンゼルスの校友会との交流を求めて、校友会としてロサンゼルスを訪問することとなった。因みに、この国際インターンシップには、校友会より学生支援の一環として金銭面の援助を行っており、また、ロサンゼルスにおいては、平成21年から始められ、当時のキャリアセンター所長が北嶋弘一副会長であったことから、初年度からお世話になっている南城完治氏(昭51学経)、白川 敦氏(昭62学社)とアポイントを取りこの訪問が実現された。 ロサンゼルスの校友会は、90年代に有志が集まって設立され、ゴルフや懇親会、そして国際インターンシップでの学生との交流会など活動を重ねてこられ、当方としては是非とも校友会組織のひとつとして登録いただき、校友に或いは大学に今後より一層緊密な連携を求めるものであった。 渡航初日である8月6日の夕刻に早速、南城氏と白川氏と会食させていただいた。事務局としては初めてお会いすることとなったが、ロサンゼルスの風土や文化、経済事情など拝聴しながら和やかに温かく迎えてくださった。また、初年度からお世話になっている国際インターンシップの現況や今後への期待、アメリカにおける母校の国際化と留学、就職等々の充実拡大など意見交換も行った。そして、校友会についても協議した。前述のとおり、ロサンゼルスの校友会は、古くから有志の方々によって運営されてきたが、人集めにも苦労されており、新聞や雑誌等にも告知しているが、若年層が集まらず、会員の年齢層が総体的に上がっている状況であるという。ほとんどの会員が現地に根差しておられて活躍されている反面、駐在などで在米の校友、そしてその校友情報がなく、今後も駐在員も含めた若い年齢層の会員獲得を目指し募集しているところである。校友会としては、まずはアメリカ本土での最初の一歩として登録支部として確立し、母校そして学生のため、また、今後この地域に駐在などで渡米する校友のため、その窓口となり受け入れていただきたい旨をお願いした。 翌7日には国際インターンシップ参加の学生15名、そして外国語学部の留学生3名とロサンゼルスの校友会メンバー5名の方々との交流会に参加した。校友の参加者は以下のとおり。坪田昌夫(昭37学工)、南城完治(昭51学経)、西村常明(昭53学工)、白川 敦(昭62学社)、藤原良雄(平2学2経)。白川氏の進行により開宴となり、北嶋副会長より挨拶、そして、坪田氏発声により乾杯、歓談となった。なかでも坪田氏は単身渡米し、自らの知識と技術を磨き、成功を納められた方であり、その経験談は大変興味深いものであった。歓談中は、各テーブルで校友が学生達にアメリカでの生活からビジネスに至るまでいろいろとアドバイスいただき、また、途中でひとりひとり自己紹介なども交え、不安を抱えながらもそれぞれの夢や目標に向かって参加した学生達は熱心に聞き入っていた。特に現地に根付かれてその社会で活躍されている校友のお話は大変貴重なものであり、交流会終了予定時間も大幅に越えて学生からの多くの質問に答えていただいた。南城氏からは、ロサンゼルスの校友会を正式に立ち上げて今後も母校のために更なる協力をしていく旨の力強いお言葉を頂戴した。 そして帰国後、正式に支部の名称、代表者、事務局などの連絡をいただき登録をすすめ、ここに「ロサンゼルス千里会」が改めて発足した。今後もこのロサンゼルスだけではなく、ニューヨークやシカゴといった東海岸にも活躍されている校友をもとめてアメリカ各地での支部設立を目指したい。