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台湾OB会
第5回例会「関大スペシャルワイン」で乾杯 台湾と母校の絆を強める格別な味

10月25日土曜日、台北市内の広東料理・飲茶レストラン「京星港式飲茶」で、台湾OB会第5回例会が開かれた。毎回ゲストを交えての例会であるが、今回は文学部松浦章名誉教授、中谷伸生教授、松浦ゼミの院生の王竹敏さん(文・博2)をお迎えしての例会だった。台湾OB会には松浦ゼミで指導を受けた台湾人博士5名、日本人博士1名が交わっており、今回は恩師をお迎えしての例会であった。

同時に、台湾在住12年半の大上進氏(昭47学法)の帰任に伴う送別会も兼ねていた。大上氏は総経理としての在任中に関大の国際インターンシップの学生を受け入れたり、卒業生の就職を受け入れたりと、母校にとっても多大な貢献を果たしてこられた。

台湾OB会李銘坤会長の挨拶のあと、参加者全員のもとに置かれた乾杯用のグラスは、通常のワイングラスではなく、小さなグラス。そしてそのグラスの中には、現役の母校の教授たちも口にされた方は少ない、幻の「関大スペシャルワイン」であった。これは、7月に開催された校友会全国組織代表者会議に講演者として招待された李会長が、特別なお土産として池内理事長からいただいたものである。李会長は校友と喜びを共にしたいと、この日の例会までワインを空けず待っておられた。KAISERSの図柄があるボトルから注がれるワインは、格別な香りが漂っていた。松浦章先生の乾杯の音頭にあわせ、一斉に飲んだ母校のワインの芳醇な味は、台湾と母校の絆を強める格別な味わいであった。

今回の例会は、喜ばしい報告が次々に寄せられた。邱詩涵さん(平26M文)が、本日、今この時間に結婚式を挙げているとの報告、林姵吟さん(平24M商)が2週間後に結婚するという報告、下元宏展氏(平4学社)がまもなく父親になるという報告等々。みな歓談の合間に、祝福の乾杯、喜びの乾杯でグラスを傾けるのも、台湾OB会の温かな雰囲気を表すいつもながらの風景である。

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「さあ、みんなで写真を撮りましょう!」顔政雄副会長の声を合図に、初めて参加した交換留学生や別科卒業の若者から往年の大先輩まで総勢29名が台湾OB会旗の下での集合写真。そのあとは、各々が校友会旗の下で自由なポーズでの撮影会を楽しみ、ゲストを囲んで有志十一は、恒例の二次会会場に場所を移しさらに友好を深めた。次回、忘年会を兼ねた第6回例会は12月27日に開催予定である。(池田 辰彰 平23D文)

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