ミャンマー関大会
20番目の海外支部を本部から初訪問
「ASEAN関大連合会」開催提案受ける
ラストフロンティアと呼ばれるミャンマーに、昨年、校友会として20番目の海外支部・ミャンマー関大会(渡辺三郎会長)が登録され、この度、本部として初めて訪問することになった。
街はまさに開発真っ盛りで、約6年にわたり此の地で生活されるミャンマー関大会の田中副会長も、赴任の頃と比べ、圧倒的なスピードで様相は変化しているとのこと。しかし、それとは逆に、ミャンマー人の特徴や性格、さらには政府や役人の政策と大きく隔たりがあり、海外で働くこと、とりわけまだまだ未完の国での生活やビジネスの大変さが垣間見えた。
また、一般的にミャンマー人は真面目といわれ、ことに宗教(仏教)に対する信仰心は、かなりのレベルで高い。教育事情は他国に比べて決していいとはいえず、そのため、「真面目」であるが「工夫」という概念がないとのこと。大変興味深い話である。
例会は、2月25日、発足時からの例会会場となっている居酒屋「ふるさと」で午後6時から開会。渡辺会長ご夫妻はじめ、この訪問で大変お世話になった田中副会長ほか8人のメンバーが集結した。また、サイゴン千里会の小島会長も出張にあわせて参加された。
初めてお会いするため緊張したが、さすが関大、乾杯してすぐ渡辺会長から軽快にお話しいただき、すぐさま打ち解け、母校の懐かしい話や校友会の話題で盛り上がり、特に、「ASEAN関大連合会」を開催しようと大変嬉しいご提案があった。
サイゴン千里会の小島会長も、早速ミャンマー関大会メンバーに登録することになり、海外校友会の「点」が「線」となった。小島さん、田中さん両氏に心から感謝したい。
今回の訪問も、本当に熱い母校愛を痛感し、そして非常に勉強になった。ミャンマー関大会には、今回お会いできなかったが、ほかにもサッカープロリーグのミャンマーリーグで唯一の日本人プレーヤーである西原拓夢さんなど、会員はバラエティに富んでいる。また、他国の海外支部メンバーと接点のある方が多く、今後は、このようなひとつひとつを通じて線で繋ぎ、さらにそれを面にしていきたいと思う。
(田中明夫 tanakaa@myanmar.com.mm、原田了 ryo_haraguchi@mm.smbc.co.jp)