鹿児島千里会
万世特攻慰霊祭の開催に協力 前日に苗村氏顕彰碑除幕式も
旧陸軍の航空学徒で万世特攻基地の存在を世に知らしめ、永年慰霊活動を行った故苗村七郎校友(18大経)の提唱になる、第46回万世特攻慰霊碑慰霊祭(南さつま市)が4月9日に挙行され、鹿児島千里会(青木和博会長)では、校友8人が参列し、専用バスの運行案内、ビデオ撮影の開催協力を行った。
前日の8日、苗村氏の遺族、本坊市長ほかが参列し、万世特攻平和祈念館前に「苗村七郎氏を称えん」との標題の顕彰碑除幕式が挙行された。
この敷地内には、昭和56年の慰霊碑建立10周年記念碑があり、ここには文学部の故横田健一教授の「若鷹は沸き立つ雲指し翔け入りぬ」の句が刻まれている。
なお、苗村校友の慰霊活動は、清武英利著(立命館大卒)『「同期の桜」は唄わせない』(ワック出版2013年刊 本体1500円)にノンフィクションとして描かれている。
(時任博幸)
(青木和博=099-257-2700)