校友会について
昭和38(1963)年、法人の寄附行為の改正で、評議員の選任は選挙制を廃して選考制となり、校友評議員候補者は、校友会から推薦することとなった。このことは、大学の経営に参画する評議員の過半数を占める校友評議員の推薦権が校友会に託されたということを意味しており、大学に対する校友会の責任は重大である。
昭和40(1965)年、母校創立80周年を記念して、千里山の大学外苑に関西大学会館が建設された。また、昭和41(1966)年度には、学園緑化植樹募金により会館北側一帯に桜ならびに銀杏を植樹した。その際、校友も募金に協力した。
また、昭和42(1967)年度には、法人の事務機構の改革があり、大学の校友名簿業務の委託を受け、翌43年度には、B5版1,435頁、105,000人余を収載した校友名簿を校友会が初めて刊行した。以来、年毎の卒業生を追加して、平成8(1996)年まで4年毎の発行を続けた。